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ななもり

あえてさとみくんがいないから言うけど

ななもり

ころん、俺たちに隠してることない?

ころん

………え…

途端に頭が真っ黒…いや、真っ白になった。

るぅと

……

ななもり

……

ジェル

ないんか…?

莉犬

………

そんな目で見ないでよ……

あるよ?隠してること。でも

それをいったらすべてが壊れちゃいそうで…

怖い……

ころん

………っ…

ななもり

……大丈夫。俺たちはもう知ってるから…

ななもり

落ち着いて…ね?

…え?

みんな…知ってる…?

ころん

…………(震えが止まらず床に座り込む。)

僕の足が震えてその場に座り込んでしまった。

すると隣や目の前にみんな座った。

ころん

さ……くん…も…?

震える声で聴く。

ななもり

…言ってないよ。まだ。

ジェル

……でももう時間の問題なのわかっとるか?

……

わかってるよ………

…でもなんで………なんで

ころん

なんで……

るぅと

ころちゃん、数か月前からずっと体調がよくないと聞いてました。

るぅと

さとみくんがころちゃんとの会話が減ったといっていました。

るぅと

それに何も食べれてないのに少し太ってた気がして……

るぅとくんの話を聞きながらも僕の頭にはさとみくんしか残ってなかった。

ジェル

ずっと体調悪かったのにいきなりころん、体調良くなったやろ?

ジェル

それって妊娠でよくあることやねんて。調べて初めて知ったけど

ジェル

妊娠してるとき、一人が一番辛いらしいから。

ななもり

俺たちみんな、ころちゃんが裏でずっとしんどそうにしてるのも知ってたよ。

ななもり

それに最近ここ数か月ぶかぶかな服着てる理由っておなかを隠すため…でしょ?

るぅと

あと、一番疑った原因はころちゃんと全く行為をしていないってさとみくんが言ってたことなんです。

るぅと

誘っても嫌がられるようになったって……

ずっと……怪しまれてたんだ…

でも……それだけで………?

ころん

………莉犬く…ん…まだ…ある…でしょ?

震えて声がまともに出なかった。

莉犬

………一昨日……

莉犬

ころちゃんが産婦人科から出てきたところみちゃて……

莉犬

さとみくん以外のみんなに言った…

………もっと注意しとけばよかったな……

ころん

そ……っか…

ころん

バレてたん…だね。

ころん

僕のことみんな嫌いになった………?

わざと笑顔で言う、

もちろん偽の笑顔。

ななもり

嫌いになるわけないじゃん‼

莉犬

そうだよ。俺、ころちゃんのこと好きだもん。

るぅと

まぁ隠し事をしていたのはよくないですけど嫌いになんてなりませんよ。

ジェル

そうやで。よく一人で頑張ったな!

みんな口々に言ってくれる。

ジェル君が僕の頭をなでてくれる。

その瞬間僕の中にずっと抑えてきた感情が一気に込み上げてきた

僕はなんて良いメンバーに恵まれたんだろ……

僕はしばらくずっと泣いていた。

そしてずっと隠していたこと、隠してた理由、僕の思い、すべてを言った。

みんな僕の話を真剣に聞いてくれていた。

ころん

………

ななもり

そっか…さとみくんが子供いらないって言ったから……

ジェル

……

僕は泣き止んだ。

るぅと

……でも……さとみくん

るぅと

喜ぶと思いますよ?

ころん

よろ…こぶ?

莉犬

そうだね。さとみくん、絶対ころちゃんのこと嫌いにならないと思うし。

ころん

え…なんで?

ジェル

あいつ、ころんがいないとき、俺たちにずっところんのこと言ってくるねんで?

ジェル

ころんが好きすぎてやばいとか、ころんが可愛いって。

ななもり

いつも言ってるよね。w

るぅと

ころちゃんはずっと愛してもらえると思います。

ころん

……さと…くん………

ななもり

ころん、いま妊娠何か月目?

ころん

一昨日で七か月目…

莉犬

そろそろ…産まれそうだね…

ジェル

ころん、早く言わなくていいんか?

ジェル

別に言いたくないんやったら無理やりにとは言わんけど…

るぅと

さとみくん、待ってると思いますよ?

るぅと

ころちゃんが隠し事をしていることだけは気づいてたので。

メンバーは受け入れてくれた。

こんなにも優しく。

だったら……

相方で…彼氏で……

大好きなさとみくんにも……

ころん

い…うよ…

ころん

もう、決心したから……

ころん

いうよ。

僕は決めた。

ずっとずっと言いたくてでも怖くて言えなかった。

この幸せを壊したくなかった。

でももう怯まない。

きっとさとみくんなら受け入れてくれる。

だってみんなが言うから。

誰よりもさとみくんを知っているメンバーが。

もう、隠し事は終わろう。

終止符を打とう。

あれから4時間後、なーくんに送ってもらい家に着いた。

僕はずっとさとみくんの帰りを待っていた。

さとみ

ただいまー

さらに3時間後さとみくんは家に帰ってきた。

さとみ

ころんいるじゃん‼

さとみ

ただいまー

ころん

おかえり。

僕の座っていた椅子の目の前に座るさとみくん。

さとみ

さっきそこで莉犬にあったんだ。

さとみ

そしたら莉犬がころんから大切な話があるからって聞いたんだけど…

…っ!

ありがとう莉犬くん…

僕は一度目を閉じた。

ころん

うん…そう。

ころん

大事な話。

ころん

…聞いてほしい…から

さとみ

ん。

さとみ

ちゃんと真面目に聞くよ。

目の前で真剣な顔をして、それでも少しほほ笑んでくれるさとみくん。

その笑顔に僕は助けられたんだ。

だから…

ころん

あの…ね。

勇気を出せ‼

僕はもう決心してるんだ……

勇気を出せ……勇気をだせ…

神様。

僕に勇気をください。

ころん

僕、妊娠してるんだ…。

僕たち二人しかいないリビングに

僕の声だけが響いた。

【愛してるから…言えないこと。】

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コメント

2

ユーザー

上手!最高!さすがゆずちゃん!次も待ってるね!

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