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シヴァ
シヴァ
初めての大喧嘩…
ここまで酷い喧嘩は今までなかったな…
シヴァ
涙のせいで視界が滲む。
残された時間はあと少しだってのに、なんでこんな喧嘩してるんだよ…俺…
全部…
全部全部
たっつんを1人にした…俺のせいだ…
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
シヴァ
シヴァ
シヴァ
シヴァ
ガサ…ゴソ
シヴァ
ほんの少しだけ色あせたキーホルダー
でも、箱で保存していたおかげか傷1つなかった
「俺とシヴァさんの 約束の"証"や____ 」
シヴァ
「俺ら、ずっと一緒にいような!」
シヴァ
シヴァ
忘れたら駄目だ
あの日の約束を…
あの日の言葉を。
シヴァ
シヴァ
たっつん
「なら俺らの思い出は全部無駄だったって言いてぇのか!?!?」
たっつん
たっつん
俺が病院で処方された薬と同時に飲んでいた薬
精神安定剤
余命宣告を受けたあの日から、俺の体も心も変わった
たっつん
たっつん
ドクン…
ドクン
ドクンッッ
たっつん
あれが無いと動悸がすると同時に不安が込み上げてくる
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
たっつん
ゴクゴク
たっつん
たっつん
俺は薬に依存してた
精神安定剤の副作用でふらついたり、異常な眠気が襲うこともあった
それでもやめられなかった
これがないと
俺は笑って過ごせなかった…
たっつん
病気を遅らせる薬にも副作用がある
理由はよく分からないが、体重が減ってしまうらしい
薬を飲み始めてそんなに経たないが、俺は5kg痩せた
俺はだんだんと痩せる自分の体を見るのが嫌だった
家まで愛想笑いをするのも面倒くさいから
家では笑うことが少なくなった
笑えなくなっていく日々が億劫になってきていた毎日…
でも、俺を唯一心から笑顔にしてくれる人がいる
シヴァ
それがシヴァさん
俺にとってシヴァさんは
太陽みたいに明るくて、心に光を照らしてくれる存在だった
…ただ、そんな人だって雨を降らせる時がある
余命の話をしたあの日、俺は初めてシヴァさんの泣いた姿を見た
だから俺は
これから死ぬまでは
支えてあげないとって思った
何気ない日常を虹色に染めてくれた君の泣き顔はもう……
見たくなかったから。
それなのに……
バカだよなぁ、俺って
またシヴァさんのことを泣かせちゃったよ
隠し事は時間が経つほど
バレたときの心配が大きくなるだけなのに
隠し通せるだなんて、バカなこと考えて俺は…
結局何も叶えられっこないな…
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
コメント
5件
うわぁぁっ…( ߹꒳߹ ) 涙腺崩壊しますよぉ(´;ω;`) ⚡️優しすぎるよぉぉぉ( ߹꒳߹ )確かに隠し事は隠せば隠すほど大きくなるもんなぁ、(( なんか⚡️が🐸彡に、(たっつんらしい)って言われた時、⚡️が、(…褒め言葉だよな、?)ってその時から病気知ってるみたいで怖いぃぃ🥲(;;)
100くらいいいねタップしたいのにWebだからぁ…(泣)