桃谷
『まず親近感が大事だからころん、お礼する時マイクに頭をぶつけろ』
青猿
『酷い』
黄神
『良い考えですがそれは止めた方が。ころちゃんは元々そういう人間なので意味ないです』←
桃谷
『、、うん、それもそうだな』←←
青猿
『酷すぎる』
さとみくんの作戦を頭のいいるぅとくんが付け足すという作業をしているのを尻目に、俺も1つ案を出した。
赤崎
『あ、ねぇ__』
青猿
えーっと、るぅとく、、黄神くんは学校一のイケメンらしいですが僕は何故か2位です。しかも全くモテたことがありません!!くっそ!!
マイクに向かって愚痴のようにころちゃんは叫ぶ。辺りからどっと笑いが溢れた。
、、マイクがハウリングしないよう、調整している所が上手い。流石猿←
青猿
、、ですがそんな2位の僕でも、黄神くんは1位と呼ばれるほどの良いところがあると思い、今回演説をさせて頂いてます
青猿
『、、わざわざイケメン1位の事を話すぅ?』
赤崎
『それでるぅとくんの事を知らない人はちゃんと顔を見ようとしてるぅとくんが話すとき、みんな彼を見つめると思うの。
それでイケメンと分かれば女子は大体るぅとくんに票を入れる』
遠井
『、、まぁ、女子はイケメン好きだからね。性格が1番だと思うけど』
青猿
黄神くんの今年度、、まぁ半年だけですが。仕事の頑張りようはとても素晴らしいと言えます、見た方も多いのでは?
青猿
そこの人!君新聞部でしょ!?るぅとくんって新聞部の手伝いをよくやってるって知り合いから聞いたことあるんだけど
急に指を指され注目を浴びる新聞部の人は戸惑いながらも「あ、アンケートの実施に協力したりしてくれました!!」と返してくれた。
黄神
『___そういえば新聞部はよく手伝いました』
遠井
『あー、アンケート調査とかで名前載ってたね、「協力者」って』
紫央
『ほうほう?その辺ころんに言わせてみよか?』
なーくんが専用ノートに書きだす中、ジェルくんはさらに提案、とばかりに人差し指を立てる。
橙樹
『誰かにるぅとくんの実績を言わせると信頼度アップするんやない?』
、、あまり認めたくは無いが、実際皆おお!とどよめき始めていた。