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主。

みなさんこんにちは!!

主。

いろいろなことが重なり(主に主のサボり)、
椿史上最長の連載期間を経た『叶わぬキモチの、終着点。』も、
ついに最終話を迎えましたっっ!!

主。

いやまあ1週間連続連載とか
アンドロイドの短編とか書いたし、、、←いつの話???

主。

ここまで連載が長引いたのに
完結まで見守ってくださった読者の皆さんには
もう本当に頭があがりません、、、

主。

いつも主の妄想の垂れ流しを拾ってくださって
ありがとうございます!!

主。

それでは気を取り直しまして

主。

こちら、『叶わぬキモチの、終着点。』の最終話になりますっ!!

主。

注意事項等はプロローグ参照

主。

それでは、行ってらっしゃいませ!!

Pr

ただいま、、、

自宅に到着した俺が家の扉を開けて恐る恐る中に入ると、 家の中は異常なほどに静まり返っていて 自分の家であるはずなのに俺は得体の知れない恐怖を覚える

そっと家の玄関に目をやると、 そこには綺麗に揃えられたAt兄の靴があって、 それが彼が在宅中であるということを俺に証明した

At兄が家にいるのであれば、 多少の生活音やAt兄がいつも作業中に流す音楽が 彼の部屋から漏れているはずなのに、現在は物音ひとつ聞こえない

電気の消えたリビング、ドアのあいた誰もいないトイレ、 料理をする音が聞こえないキッチンに 人が歩いている時の床が軋む音もしない天井と廊下

両親は現在不在であるのである程度の静けさがあるのは当たり前だが、 At兄がいるのに全く物音がしないということが あまりにも不気味で高校生ながらに震えてしまった

Pr

えっと、靴を揃えて、、、

学校に行くために履いていたスニーカーを綺麗に並べ、 俺は家の中に足を踏み入れる

ギッと床が軋む音がして玄関のフローリングが俺の帰宅を訴えるが、 普段ならここで『Pr、おかえり』と部屋からひょこっと顔を出すAt兄は 今日はおらず、ただただ重い沈黙が漂っている

案の定、家の電気はほとんど消えていてカーテンも閉まりきっており、 遮られた太陽光と消された電気で2階の廊下も例外なく暗い

別に普段は家が真っ暗かどうかなんてほとんど気にしないし 暗いと思ったら電気をつけて明るすぎると思ったら消すだけなのに、 今日は少し暗い2階の廊下が驚くほどに怖かった

Pr

At兄、?

Pr

俺戻ったで、?

昨日無断で外泊した言うこともあり、 普段のAt兄だったら爆速で駆け降りてきて半泣きになりながら 俺のことを抱きしめるまでありそうな局面だ

Pr

(いやまあ流石にそこまでだと面倒臭いんやけど、、、)

でも俺が声をあげても何もなくて、やっぱりAt兄は 俺のことを嫌いになってしまったんじゃないかという恐怖が 俺の心を不安定にして、泣き崩れそうになってしまった

おそるおそる2階に上がると、 At兄の部屋に当たるところから柔らかい光が漏れている

それはAt兄が起きていることを意味するのだが、 それでも彼が何もしてこないと言うことは 完全に愛想を尽かされたと言うことだろうか

Pr

あんな酷いこと言ったもんな、、、

それでも自分の部屋に帰るのは気が進まなくて、 At兄の部屋の扉を背もたれにしてぺたんと座り込む

何かをするでもなく5分くらい座っていると、 俺は異変に気がついた

Pr

にしてもほんまに物音ひとつせんな、?

人が歩く足音、椅子が軋む音、At兄がキーボードを打つ音

At兄がいるなら聞こえないはずのない音が五分間一回も聞こえないのだ

Pr

部屋におらん、ってことはないよな

Pr

靴はあったし、この部屋以外電気ついてないし、、、

俺が怪訝に思ってると、唐突にAt兄の部屋から がらがらどんっと普段なら絶対出ないような音がする

Pr

!?

At

いたっ、

1日ぶりに聞いたAt兄の声が 普段の彼からは想像もつかないほど間抜けで驚くが、 そんなことよりAt兄が心配なので俺は部屋に入った

兄の部屋に足を踏み入れると、 そこには眠そうにしながら自身の背中をさすっているAt兄がいた

Pr

何しとん、、、

俺の第一声がそれになってしまったのは申し訳ないが、 本当に何をしているのかわからないので俺がそういうと、 彼は女の子たちが見たらショックを受けそうな情けない声でいう

At

寝てたらベッドから落っこちたんだよ、、、

Pr

At兄昔はそれよくやっとったけど、
最近全然やらんかったやん

Pr

何年ぶり?

At

10、?20、?

Pr

20はないやろ、At兄今ハタチやん

At

それもそうかも、、、

どうやら相当寝ぼけているらしいので 仲直りは後で出直そうと俺が思っていると、 At兄は相変わらずの態度で言う

At

だってPrがいなくなるからあ、、、(涙)

Pr

!!

Pr

……え、それだけ?

At

それだけ、とは失礼なっ!!

At

俺にとっては死活問題だからな!?

改めてAt兄の部屋を見回すと、ベッド周辺には 大量のPrアルバム(俺も今存在を知った)が転がっている

Pr

(なんやこれ、、、)

At

Prが無事でよかった、、、

せっかく格好いいことを言っているのに、 周辺に転がっているアルバムたちのせいでどうも格好がつかない彼に 笑ってしまいそうになったが、ギリギリのところで飲み込む

At

本当に良かった、、、

そこでAt兄は俺をぎゅーっとしようとしたが、 途中でハッとしたように動きを止めて腕を引っ込めた

At

Prは兄ちゃんのこと大っ嫌いなんだもんな、、、

そう言って悲しそうに体育座りをしている彼を見て、 どうやら俺のあの感情的な一言は 相当彼にダメージを与えていたらしいと悟る

Pr

あの、それは違くてっ、

At

Pr

ほ、ほんまはAt兄のこと大好きだしっ、!(小声)

相手に聞かせる気はあるのかと思われそうなほど とてつもない小声で蚊の鳴くように言った俺の言葉は、 At兄のMzと俺に特化された耳にはバッチリ届いたらしい

彼はしばらく固まって硬直した後、 急にだぱーっと涙を流して俺にしがみついてきた

At

良かったぁぁぁあああぁ!!

Pr

うぇっ、At兄が泣いとる!?

At

うるさいな、こちとら本気で落ち込んで
昨日今日何も食べてないんだからな

Pr

まじか、ごめん、、、

At

Prが無事ならなんでもいいよ、、、

そう言ってぎゅーっと俺を抱きしめてくれた兄に少しだけ甘えて 俺がご機嫌でグリグリと頭を擦り付けると、 小さい頃以来なのではないかと言うくらい思いっきり抱きしめられた

At

可愛い、この世界で一番可愛い

Pr

え、Mzは?

At

Mzはこの銀河で一番可愛いから

Pr

そ、そーなんや、?

Mzが銀河で一番可愛いなら世界で一番可愛いのもMzなのではと 突っ込みたくなったが、それを言ったところでAt兄のトンデモ理論で うまいこと丸め込まれそうなので黙っておくことにした

Pr

At兄、嫌いとか言ってごめんな

Pr

本当は、、、嫉妬しとっただけなんよ

At

え、?

Pr

At兄が気づいてるかは知らんけど、
実は俺ちょっと前までMzのことが好きで

At

え゛

Pr

それでAt兄がMzと付き合った時に
めちゃくちゃ嫉妬しとったってのと

At

……。

Pr

Akもちょっと前までAt兄のことが好きだったから

At

……は?

Pr

それでさらに俺がAt兄に嫉妬しとったっていう、、、

At

……ねえこれ以上俺にダメージを与えないd

Pr

それで俺は頑張ってあざとくやってAkを落とすために
体の接触だけは確保しておこうと思っとったのに

Pr

Akが急に俺との関係を断って、
その理由がAt兄のことが好きだからって勘違いした俺が
爆発してもーたというか、、、

そこまで俺が話すと、At兄は完全KOで項垂れてしまった

At

まじでごめん、、、

Pr

At兄は何も悪くないし、、、

Pr

俺が勝手に嫉妬しとっただけやから

At

そう言ってもらえると救われるけど、、、

At

Akが俺のこと好きでいてくれてたなら
まじで申し訳ないことしたな、、、

Pr

AkもAt兄が悪いなんて微塵も思っとらんよ

Pr

それに、今のAkは俺のこと大好きやしっ!!✨

そう言って俺がむふーとふんぞり返ると、 At兄はしばらく楽しそうな笑い声を上げた後、 目尻に溜まった涙を拭いながら言った

At

……まあ、そうだよね

At

AkがPrを大切にしないかもなんて、疑った俺がバカだったよ

At

Akのやつ、あんなに好意がダダ漏れなのにさw

Pr

それ、Tg先輩も言うとったけど、、、

Pr

Akってそんなに好きな子わかりやすいん?

At

うん、相当

Pr

じゃあなんでAt兄は気が付かなかったん?

俺がそう尋ねると、At兄はうーんと考え込んだ後、 何か納得できる言葉を見つけたように笑って頷き、 俺にその聡明な頭に思い浮かんだ事柄を教えてくれた

At

恋は盲目、ってやつだよ

Pr

へ、?

Pr

恋は盲目、って、相手の嫌なところが見えないくらい
相手への恋に溺れるって意味だったよな?

Pr

それとAkの気持ちになんの関係があるん?

At

そうだなあ、、、

At

Prの言う通り、恋に盲目っていうのは
相手の欠点が見えなくなって周りの忠告も聞こえなくなるくらい
相手に夢中の状態っていうのは合ってるよ

At

でもね、俺が言っているこの言葉の意味はそれだけじゃないんだ

Pr

へ、?

At

例えばPrはさ、Akが体の関係を断つって言った時、
真っ先に俺と結びつけてAkからのサインは見逃してただろ?

At

あんなにAkからは好きが溢れているのに、
自分の心の中にある気持ちでいっぱいいっぱいになって
大切なことを見落として突っ走っちゃったよね

Pr

う、ごめんなさい、、、

At

いや、確かにヒヤッとはしたけど、
多少のそういう失敗経験は誰にでもあるし、
Prが無事なら俺はそれでいいんだけどね

At

それで話を戻すけど、
さっきの俺がAkの気持ちに気づかなかった件も
似たようなものなんだ

Pr

それはどういう、?

At

探して拾い集めて考えれば、
確かにAkが俺のことを好きだった証拠や根拠はたくさんあるし

At

今思えばどうして気が付かなかったんだろうってくらい
彼の気持ちは分かりやすくて、
キラキラしていて、まっすぐ俺に向かっていた

At

それなのに俺が気づかなかったのは、俺が恋に盲目だからなんだ

Pr

???

At

ふふ、もう少し噛み砕いて説明するね

At

俺はずっとずっと昔から、
Mzのことが大好きであいつに夢中だった

At

でも俺は自分の心の中にある強い恋心を取り扱うので必死で、
周りが見えなくなっていたんだよ

At

今まで取り逃していたMzからの気持ちのサイン、
Akからの気持ちのサイン、Prの嫉妬のサインが全部、
あの頃は全く見えなかった

At

これが、俺のいう恋に盲目ってコト

Pr

でも、、、At兄は大人やん

俺がそういうと、At兄は少し驚いたように目を見開いた後、 にこりと優しく笑って俺にこの世界の秘密をささやくように 人差し指を口元に置きながらひそひそ声で教えてくれた

At

大人も子供も、一緒だよ

At

みんなみんな、欲しい未来に向かって足掻いてて

At

みんなみんな、自分のことでいっぱいいっぱいなんだ

Pr

……そうなんやな

At

…うん

At

でもね、大人にしろ子供にしろ一番大切なのは、、、

周りの人を大切にして、自分のことも大切にして、 一生懸命未来に向かって歩いていくことなんだよ。

Pr

……そっか

俺の言葉にAt兄が笑った時、俺のスマホがブーっと鳴って Mzから電話がかかってきた

Pr

ちょっと出るわ

At

ん、了解

通話開始ボタンを押して俺がスマホに耳を当てた瞬間、 MzのスマホのはずなのにAkの声が響いた

Ak

『やっほーPrーのすけっ、今そこにAtもいるー?』

Pr

おるけどどしたん?

Pr

浮気は許さんで?

Mz

『AtとったらAk兄でも許さん』

Ak

『さっきの今で浮気するわけないでしょっ!!』

Tg

『www』

At

あれ、そっちTgもいるの?

Kty

『それと僕もいますっ!!』

Pr

みんな揃ってどしたん?

Ak

『いや、折角だしみんなでご飯でも行こうかなあって思って』

Ak

『今駅のホームから電話かけてる!!』

Pr

えっ、ご飯!?✨

Pr

行く行くっ、6人で行きたいっっ!!

Ak

『じゃあAtも来るってことで』

At

俺行くとは一言も言ってないけどね???

Pr

えっ、At兄来ないの、?🥺

Mz

『来てくれないの、、、?🥺』

At

行く行く行く1秒で行きます

Tg

『こわ、、、』

Ak

『逮捕されないでね』

At

こんなんで逮捕されてたらこの国罪人だらけだよ

Mz

『1秒経ったのにAt来ない』

Kty

『逆に本気で1秒って思ってたの???』

Pr

www

Pr

とりま今から二人で駅向かうから待っとって!!

Kty

『はーいっ!!』

Mz

『待ってる』

At

先に行ったら泣くぞ

Tg

『Atくんが泣いたら面倒くさそうだなあ』

Ak

『確かに』

At

お前らの中の俺のイメージどうなってんの?w

Pr

www

Pr

それじゃあ電話切るわ

Ak

『はーい』

ぷつんと電話が切れる音がした後、 俺とAt兄は顔を見合わせて笑った

Pr

はよ着替えて行こーや、俺がMzに怒られる

At

俺もAkに怒られたくないから急ごうかな

いつも通りAt兄に服を選んでもらって着替えた後、 俺は大切な兄と一緒にみんなの待ついつもの駅に向かって駆け出した

ー叶わぬ気持ちの、終着点。ー

Fin.

主。

みなさんおかえりなさいっ!!

主。

いやぁ、長かったですねえ、、、

主。

途中からもはや月1更新とかになってしまいましたが、
とにかく完結できてよかった!!って感じです

主。

更新頻度がめちゃくちゃ下がっても
最終話までこの物語を追ってくださった皆さん、
本当にありがとうございますっ!!

主。

もう期間が空きすぎて他の作品と比べても
回収できてない伏線があるかもしれませんが

主。

とりあえず6人ともハッピーなのでよしとしたいと思いますっ!!

主。

最近まじで時間がないので
残念ながら豆知識集は今回はお休みなのですが

主。

次回作か次々回作くらいには
また再開できるといいなあと思いますっ!!

主。

そして前回の話にコメントしてくださった皆さん、
本当にありがとうございますっ!!

主。

集計結果をちゃんと出したので
(マフィアと悪魔は同票だったのでルーレットで決めました)
発表していきたいと思いますっ!!

主。

記念すべき(?)次回作はこちらっ!!

悪魔と宗教と記憶の話ですっ!!

主。

今回惜しくも選ばれなかった残りの二作は、
次回作と次々回作ということでっ!!

それではみなさん、タップお疲れ様でしたっ!!

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コメント

19

ユーザー

椿ちゃん完結おめでとう!!!!!忙しい中でも投稿してくれたこの作品が無事完結して良かった😭本当にめちゃくちゃおもしろかったよぉぉぉぉ ぷりっつくんとあっとくんが仲直りしてくれて良かった🥲‎恋は盲目って恐ろしく儚くそれでも幸せな言葉だなと今回の話から思った!(語彙力皆無でごめんね🙏🏻)最後6人でのわちゃわちゃが尊かった……

ユーザー

今回も最高すぎます!!!! 忙しい中の更新ありがたいです!完結おめでとうございます!! prちゃんに何を言われてもatくんは変わらないですね、prちゃんとatくん仲直り出来て良かった〜! もう毎回書き方が神すぎます!!どうやったらそんなに上手く書けるんですか!? 次回作楽しみです!!イラストも上手すぎますね!何もかも出来ちゃって天才ですよね!?

ユーザー

完結おめでとうございます! 更新ありがとうございます🥹仲直り出来て良かったです! 今回も神作でした!次回作のサムネ天才すぎます!楽しみにしてます!atくんがアルバムをいっぱいベッドの周りに置いてるのがいつもと違ってよかったです!ハッピーエンドで終われてよかったです!🥹

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