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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

you side

ボフッ

布団にダイブすると疲れがドッと押し寄せてくる。

○○

あ~

○○

疲れたなぁ...

時計を見ると時計の針が5時を表していた。

○○

あ、謙社くん...。

みっちーから連絡してやって、という言葉を思い出す。

だが、どう連絡すればいいのかわからない。

ただ、謙社くんの言葉が聞きたくて、

○○

謙社くん?

思い切って送ってみたら、すぐに既読はついた。

kento,n

ごめん

kento,n

恭平呼ぼ、ってなったの俺のせい

kento,n

ほんまにごめん

○○

謝る必要ない

○○

昔あったことあるなんて

○○

普通考えないよ

kento,n

ありがとう

そこからお互いなんて話せばいいのか分からず

会話が止まる。

それを断ち切ったのは謙社くんだ。

kento,n

なぁ

kento,n

恭平とはどんな関係なん...?

脈が一気に強く、速くなる。

これは嘘をつくべきではない。

震える手で1文字1文字ゆっくり打つ。

○○

恭平は元彼氏です

○○

黙ってて、ごめんなさい

kento,n

そうやったん

kento,n

恭平のこと、誘ってごめん

kento,n

じゃ。

謙社くんの言葉で会話が終わった。

ただ、自然に会話が終わったのでなく、無理やりだと思う。

もう、私とは話したくないんだ。

私はしばらく布団から動くことができなかった。

謙社くんに嫌われた。

その考えが頭をよぎり、正常ではいられなくなった。

せっかく仲良くなれたと思ったのに。

○○

もう...ダメなのかなぁ...

そう思うと、体がものすごく重く動かない。

次学校に行ったらもう離してもらえないのだろうか。

○○

もう...ヤダ...

ピンポーン

○○

ん...はい...

ガチャ🚪

西畑

やっほ~

○○

ん、だいちゃんか...

○○

ごめん。

西畑

ん?なにが?

○○

今、一人になりたい...

本当は誰かといたい。

そしたら気がまぎれると思ったから。

ただ、大ちゃんだとこの気持ちがばれてしまいそうで怖いから。

西畑

嘘やな。

西畑

○○嘘つくとき絶対目、みぃへんもんな。

○○

嘘じゃない...

○○

今日は...ごめん

西畑

...カラオケか

西畑

なんかあったんやな?

○○

っ...いいから

西畑

相談のるで?

○○

大丈夫...だから

西畑

俺、そんな頼りない?

西畑

○○の心の支えになりたい。

優しくされるのに弱いのを知って、こんなことを言うんだろう。

ずるい。

○○

...恭平に会った。

○○

ねぇ、

○○

学校に恭平いる事知ってたの?

西畑

知ってたで。

○○

なんで、教えてくれなかったの...?

西畑

教えたところでなんも変らんやろ?

○○

それはそうだけど...

○○

ねぇ...もう、やだ...

○○

会いたくない...

西畑

おいで?

そう言って手を広げる大ちゃん。

○○

っ...大ちゃんっ!

もう、何が正しいのか分からず大ちゃんに抱き着いた。

西畑

ほら、もぅ。泣かんでよぉ。

○○

うっ...うぅ

西畑

一旦、中は言って落ち着こう。

○○

...うん...

No,18

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