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富田 康生
はぁはぁ＿＿
富田 康生
(やべぇ、遅れる…。)
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り響き、心臓の音がバクバクなって＿＿
富田 康生
(絶対先生に怒られる！)
富田 康生
(よし、そこの角を曲がれば！)
ドーンッ！
キャー！
富田 康生
いってぇ！何だよ。
月見 夕
痛いわね！ちょっと忘れ物したんだから…って、早くしないと！
富田 康生
富田 康生
(何だよ、あいつ。)
富田 康生
ていうか、よく考えてみると＿＿
富田 康生
はっ！あの人は学校１美人と言われている…【月見 夕】？！
富田 康生
やばい、男子に怒られる…！
富田 康生
って、そんな事はおいておき、急げ！
ガラガラ！
富田 康生
はぁはぁ…遅…れました。
先生
おい！何分遅刻だと思ってるんだ！
先生
十分だぞ！次は体育だって言うのに…早く着替えろ！
富田 康生
すいません…
アハハハ！
富田 康生
(笑わなくても良いじゃねーかよ…)
トントントンッ！
月見 夕
失礼します。
先生
月見くん、どうした？
月見 夕
この紙を…って
富田 康生
あっ、お前…
ジー
富田 康生
(視線が…)
富田 康生
夕さんじゃん。
月見 夕
えっと…康生くんか、朝はごめんなさいね。
富田 康生
え…あ
富田 康生
富田 康生
うん。
月見 夕
…失礼しました。
先生
…よし、康生、着替えてこい。
富田 康生
はーい。
-休み時間-
夏井 勇気
何で夕さんが康生に謝ってたの？
富田 康生
まぁ…かくがくしかじかあったんだよ。
夏井 勇気
へぇ。て言うかさ
夏井 勇気
夕さんって綺麗だし、可愛いよね。
富田 康生
まぁ、人気者だしな。
富田 康生
可愛い&美人ランキング一位だからな。
夏井 勇気
えっ、知らないぞ。それ。
富田 康生
廊下に貼ってあるぞ、見に行くか。
夏井 勇気
うん！
ポトッ…
富田 康生
おっこれだこれ
夏井 勇気
おー。さすが夕さん！
夏井 勇気
てか俺の妹もはいってんじゃん！30票
(あいつの癖に…なかなかやるな。)
(あいつの癖に…なかなかやるな。)
富田 康生
すげぇな、お前の妹。
トントンッ
富田 康生
んっ？
月見 夕
あ。また貴方ね
月見 夕
はい、ハンカチ落としてたわよ。
富田 康生
あ、サンキュ。
月見 夕
もう、落とさないでね。
ニコッ
富田 康生
え＿＿＿
ズッキュン＿＿
夏井 勇気
ねぇ、夕さんまじで可愛すぎ…。
富田 康生
夏井 勇気
ん…おーい！
これが 始まりでした
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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