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※だいぶ飛ばすところがあります‼️ ご了承ください🙏

妓夫太郎の気配があたりを満たし、瘴気のような血鬼術の匂いが広がっていた。

りんね

2人で…一つ…

善逸

な、なにこれ……空気が……重すぎる……!

伊之助

わかんねぇけど……やべぇヤツだ!

妓夫太郎がゆらりと姿を現すと同時に、建物の上からキラキラと光が舞った。

宇髄

おいおい、俺を忘れるとは派手に失礼だな?

炭治郎

宇髄さん!!

宇髄天元が派手に着地すると、三本の日輪刀を手に構え、血鬼術の匂いを切り裂いた。

宇髄

俺様が来たからには、ここからは“音の時間”だぜ!!

妓夫太郎

……柱、か……クク、ちょっとは楽しめそうだ

天元がりんねの肩を叩いて笑う。

宇髄

よう、りんね。お前、今度は気ィ失うなよ。頼んだぜ、俺の“誇り高き継子”

りんね

……ああ、任せといて、派手柱

宇髄

……お前、ちょっと口悪くなってねぇか? 誰の影響だ?ま、派手でいいけどよ!

――そう言って4人は自然と背中を合わせ、包囲するように妓夫太郎と堕姫を囲んだ

宇髄

いくぞ!お前ェら

炭治郎

……絶対、誰も死なせない!

伊之助

獣の呼吸・参ノ牙、“喰い裂き”ィィ!!

りんね

音の呼吸・参ノ型……“響斬り”!!

宇髄

音の呼吸・伍ノ型……“鳴弦奏爆”

炎と水と音と雷と獣と月が交差し、夜の遊郭に、4人と1人の壮絶な戦いが幕を開けた――。

炭治郎

??!!

炭治郎

(…みんなは一体どこへ!?)

炭治郎

(早く、早く闘わないと…!!)

炭治郎は壁に叩きつけられ、咳き込む。

目の前には血鎌を構えた妓夫太郎

その視線は炭治郎の弱りきった体を貫くように射抜いていた。

妓夫太郎

情けねぇなァ…妹ひとり守れねぇ、くそ兄貴だな…

妓夫太郎が嗤いながら踏み込む。

炭治郎

俺は…俺は…準備してたんだ

その瞬間、炭治郎は最後の力を振り絞り、頭突きを放った。

――ゴンッ!!

妓夫太郎の動きがわずかに止まる。

だがそれは、一瞬の隙。

次の瞬間―

りんね

ナイス頭突き

冷たい声が夜を裂いた。

妓夫太郎の背後に、赤と黒の斑紋が広がるように光が走る。

振るわれた刃は、闇を裂き、血の匂いを断ち切った。

ズバッ――!

妓夫太郎

…ッがああッ!!?

妓夫太郎の胴が一閃され、体が傾ぐ。

その背後に現れたのは――りんねだった。

月明かりのような冷たい瞳。

まるで亡霊のように立つりんねは、息ひとつ乱れていない。

妓夫太郎

お前……誰だ

呻く妓夫太郎の言葉に、りんねはただ一言。

りんね

…?鬼殺隊だけど。みたらわかるでしょ

妓夫太郎

(そういうことじゃねぇよ)…💢

りんねの目を見て、炭治郎の目が見開かれる

炭治郎

りんね……!!?

地面に横たわったままの炭治郎が、震える声で呼ぶ。

目の前のその姿は、確かに夢で見た――あの男に似ていた。

妓夫太郎が苦しげに、だがどこか怯えたような顔で呟く。

妓夫太郎

……これは俺の記憶じゃねぇ。あの方の記憶…

妓夫太郎

……???殿…?いや、違う…?

りんねの声が静かに割り込む。

妓夫太郎

テメェ……何者ダ??

りんね

……わかんない。日の呼吸とかと関係してるかも

その瞬間、炭治郎は思い出す

彼女が気を失っていたとき、手を握ってきたこと。

うわごとのように「日の呼吸……」と呟いていたこと。

妓夫太郎の体がぐらつく。だが――

妓夫太郎

まだ……まだだァ!!

斬られた胴が一瞬で繋がり、血鎌が再び跳ねた

りんね

無駄に動かないで、炭治郎。

りんね

死なれたらりんねが困るよ

りんねが冷たく言い放つーーーだがその中には優しい匂いがした

りんね

ありがとう。みんなが気を失ってる間助けてくれて

りんね

次はりんねが行く。時間を稼いで

炭治郎

……っ!

炭治郎は苦しい中で優しい匂いに反応し、涙目になる。 そして、うなずき、懸命に腕を伸ばす。

りんねは静かに前へと進み出た。

妓夫太郎の表情が苦しみと、そして怯えに歪んでいく。

妓夫太郎

…なんでだ……なんで、テメェみたいな奴が鬼殺隊にいんだよ……

妓夫太郎

(月の呼吸はもういねェはずだぞ…!?)

りんね

……そんなの、りんねが知りたい

夜の闇の中、月が静かにその姿を現していた。

妓夫太郎

戦いはこっからだァ!!!

俺 の 継 子 に な っ た 少 女 .

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コメント

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宇髄日輪刀3本じゃなくて日本だよ、そしてりんね心読めてるwすげぇ

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