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ぬつぬつ

過去シリーズです!

ぬつぬつ

今回は、めいさんです!

ぬつぬつ

まずは、軽く自己紹介をっ!

めい

元有めいよ!(げんゆうめい)

めい

生まれつき腕が短いの。

めい

まいとは双子の姉よ。

めい

よろしくねぇー

ぬつぬつ

めいさんの過去はどのようなものだったのでしょうか?

ぬつぬつ

それでは、どーぞ!

私の名前は元有めい!

生まれつき、両腕が短いし、しょっちゅう体調を崩しちゃうの…。

でも、みんなとは全然一緒に暮らせてるし、むしろ元気!

それに、お金もあるから自由に暮らせるの!

お父様も、お母様もとっても優しい!

めい、まいのお母さん

めいー?起きなさーい?

幼い頃のめい

はーいっ!お母様ー!

ドスッ……ドンドン

下から衝撃がここへ渡ってくる。

実はこれは、双子の妹のまいが蹴られている音。

別にまいのことはどうも思っていない。

……でも、いつも助けてあげたいって思う……

でも…………

幼い頃のめい

お父様…、いい加減まいを蹴るのはのをやめてあげてよ……。

めい、まいのお父さん

うーむ、お前がそう思うのはいいんだがな、あいつには罰を与えないとだな……。

幼い頃のめい

でも……何で?

めい、まいのお父さん

だってな、お前の体力、身体をあいつは全部奪ったんだ。

めい、まいのお父さん

こんなにも可愛くて、美人なお前を。

めい、まいのお父さん

そんなの、耐えきれないだろ?お前がそういう姿になるのは。

幼い頃のめい

別に、困ってないよ?こんな身体でもできることは何でもあるよ!

めい、まいのお父さん

しかしな……

めい、まいのお母さん

ごめんなさいね……でも、あいつだけは絶対許しちゃいけないわよ?

めい、まいのお母さん

ちゃんと、無視しなさい。

幼い頃のめい

…………うん…。わかった……。

こんなにお世話になっているのに、逆らうのは…だめ…だよね。

学校に行く頃。

お父様も、お母様も毎日私を車で送ってくれた。

幼い頃のめい

えっと、元有めいです!

幼い頃のめい

夢は……

幼い頃のめい

……け、ケーキ屋さんです!

幼い頃のめい

よろしくお願いします!

正直、私に夢なんてなかったけど適当に答えた。

教師

めいちゃんは、生まれつき両腕が短いです。

教師

あと、みんなに比べて、力もあまりないみたいだから

教師

みんなで助け合っていきましょうね!

みんな

はぁーい!

生徒

ねーねーめいちゃん、夢、一緒だね!

幼い頃のめい

あ……そうなの?あ、……や、やったね…!

生徒

なーお前、俺んちの近くの金持ちの家だろっ

幼い頃のめい

うーん、どうだろねー

高学年

お前、腕ねぇのかよwそんな可愛いこぶりやがって。

幼い頃のめい

ごめんね。腕、なくて。可哀想かな?

幼い頃のめい

でも、あなたのほうが可哀想。

幼い頃のめい

あなたには心がないんだね。本当に可哀想。

高学年

!?

みんな、私が弱いと思っていじめに来たりするけど

その度に、私は言い返すからお陰で誰も私をいじめたりするこはなくなった。

それどころか、逆に、私は人気者になった。

先生

あの子よ。本当に美人よね。

先生

ね。小学生とは思えない。

正直、幸せだった。

お母様も、お父様も、そして友達も、先生も!

みーんな、私を愛してくれる。

幼い頃のめい

……?

幼い頃のまい

………。

幼い頃のめい

…!まいちゃん!

幼い頃のまい

……!

幼い頃のめい

ちょ、ちょっと!まって!

幼い頃のめい

………。

でも、ただひとり、幸せにさせてあげたい子がいた。

幼い頃のめい

ただい……

めい、まいのお父さん

どうしてお前はそういうときにそんなことをするんだ!

めい、まいのお母さん

気安くめいと話さないで!

幼い頃のまい

ごめな…ごめんな…さい…

めい、まいのお父さん

お前なんかがいると目障りだ!

めい、まいのお母さん

早く部屋に戻ってちょうだい!

めい、まいのお母さん

今日のご飯はなしよ!

幼い頃のまい

はい…はい…ごめん…なさい…

幼い頃のまい

………。

助けてほしそうにこっちを見た。

幼い頃のめい

………

幼い頃のめい

お母…様…お父様…

めい、まいのお母さん

あ、めい…

幼い頃のめい

………

めい、まいのお母さん

ちょっと!めい!

幼い頃のめい

…どうし…よう…

もう…これ以上…あんな…景色…

見たく…ないよ…

ある日、いつも通り過ごしていた。

本当にいつも通りだった。

そしたら、いきなり、焦げ臭くなった。

めい、まいのお母さん

あら?なにかしら、

めい、まいのお父さん

何か炒めてたんじゃないのか?

めい、まいのお母さん

いや、私何も…

幼い頃のめい

……。

幼い頃のめい

私、見てくるよ。

幼い頃のめい

!!??

幼い頃のめい

お母様!大変!

幼い頃のめい

火が!火が!

めい、まいのお母さん

え!?

めい、まいのお母さん

!?

めい、まいのお母さん

めい、離れて!

めい、まいのお父さん

な、なんだ、これ!

幼い頃のめい

私達、何もしてないのに!

めい、まいのお母さん

ど、どうしましょ!えっと…えっと…

幼い頃のめい

っ!熱いっ!

めい、まいのお母さん

…めい!

めい、まいのお父さん

めい!

めい、まいのお父さん

お前のせいだぞ!

めい、まいのお父さん

めいを火傷させたのは!

めい、まいのお母さん

な!ちがうわよ!私なにもしてない!

めい、まいのお父さん

どうせ、お前がしたんだろーが!

めい、まいのお母さん

違うわ!

どんどん、時間と炎が流れて行く。

幼い頃のめい

……!

不意に、私は気になって、窓を見た。

幼い頃のまい

……。

そこには、まいがいた。

幼い頃のめい

………ま、い。

ここを、燃やしたのは……

結局、私たちは逃げ遅れて、

生き残ったのは、私と、まいだけ。

いっぱい、聞かれた。どうして火がついたのか。

最終的に、燃えた後からサラダ油のケースが見つかったことから、料理中に起きたことだと伝えられた。

犯人は、しっていた。けど、言わなかった。

それからは、住むところもなく、結局は灰色になった家にたたずむことになった。

幼い頃のめい

………。

初めてこんなにまいちゃんと近づいたかも。

幼い頃のめい

え、えっと…

幼い頃のまい

………。

ここにいてから二ヶ月はしゃべってくれなかった

幼い頃のめい

…ごめんね。今まで。

幼い頃のまい

………。

ぬつぬつ

おかえりなさい!

めい

私はあんまり深くないわよ。

ぬつぬつ

…ちなみに、まいさんへの思いを聞いてもいいですか?

めい

…………。

めい

幸せにさせてあげたいって、思うけど。

めい

でも、私じゃ笑顔一つもあげられないくらい、力がないから。

めい

だから、風来や、さつき達で、彼女を笑顔にさせてあげたいなって、

めい

そして、人を信じて、日頃から笑顔が多くてかわいい、『女の子』になってほしいなって。

ぬつぬつ

お、おぉ…

めい

一応、これでも姉だからね。

ぬつぬつ

ありがとうございます!私もまいちゃんを幸せにできるよう、がんばります!

ぬつぬつ

それでは、

めい

ばい来。

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