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猫又(主)
テラ
いつもの場所でいつもの様にテラの隣に座る
グルッペン
テラ
テラはふにゃりと表情を崩す
テラ
帰らなくていい？
その言葉に思わず首をかしげる
グルッペン
テラ
テラ
テラ
テラ
当の本人は笑っているが、笑い事ではない
俺のせいなら尚更
グルッペン
グルッペン
テラ
グルッペン
テラ
テラ
テラ
変わらずテラは笑う
目の奥に感情を秘めて
グルッペン
テラ
テラ
グルッペン
テラ
テラ
テラ
テラ
グルッペン
どうやら、俺はすっかり染まってしまったようだ
俺はそれを聞いて悲しくなった
俺と会うことは彼女、 テラにとっては それだけであることが
…なら、せめてこれだけは 聞いておこう
グルッペン
テラの手が少しとまる
テラ
テラ
グルッペン
グルッペン
自分でも動揺を隠しきれてない、 それが分かる
なんとか声の震えを押さえ 言葉を発する
テラの顔は見れない
グルッペン
テラ
テラ
テラ
テラ
テラ
その言葉に思わずテラの顔を見る
そこで気がついた
テラは涙を流している
そしてそれを隠していたこと
おそらく、俺を突き放して 心残りをなくして 死ぬつもりだったんだろう
もう、終わらせたかったんだろう
ちっとも良くないじゃないか
グルッペン
グルッペン
敢えて、俺はきいた
テラが傷つくこと、 彼女をこの世に縫い止めることが分からなかったから
いや、分かっていたのかもしれない テラをこの世に縫い止めたかったからか
テラ
テラ
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
グルッペン
彼奴らを誘った時のように、励ましたつもりだった
そのときはテラを止めるのに必死だったんだ
テラ
そう書いた時、もうテラは笑っていて
涙は引っ込んでいた
俺の言葉は励みになっただろうか
テラ
グルッペン
テラ
テラ
猫又(主)
猫又(主)
猫又(主)
バイルナ❗️
コメント
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