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新連載『クローバーの唄』です! 下書きが8話あたりまで溜まってるので、基本1日1話のペースで投稿していこうと思います✨
これは、俺の中学時代の恋物語
ただの華の恋愛話なんかじゃない
ちょっと変わった、いや
血塗れで、どろどろな恋物語だ。
蓮斗
蓮斗
あれ、なんで俺はこんなこと言ってるんだろう?
って、言っている自分でもそう思った
俺は、クラスの陰キャにも陽キャにも属さないような存在だったけど、
とにかく恋には不器用だった
俺が今、こうして告白をしているのは、小学校の頃から同じだった赤崎 美琴。
クラスのマドンナ的存在で、誰からも好かれる、良い子だった。
蓮斗
美琴
美琴は、俺の姿を見て、かすかに微笑んだ
普段は、ただの仲良い同士だったから、それが裏目に出たのかと思って、俺の心臓は今にも飛び出そうだった。
蓮斗
美琴
蓮斗
美琴
蓮斗
美琴
告白は成功したのに、つい俺は、驚きを声に洩らしそうになった。
美琴
蓮斗
美琴
まさに、青春の1ページを切り取ったかのようだった。
警察官
次々と鳴り響くカメラの音
ざわついている野次の声
ブルーシートで隠された死体を前に、俺は立っていた
俺には、一瞬、血塗れになった死体を見て、瞬時に気がついた
そこにあるのは、紛れもない、美琴の死体だった。