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降谷零に恋した組織の女

第49話 - 49話

803

2025年06月09日

#名探偵コナン夢小説

#降谷零

凛🐶

瀬奈

...あっ、ごめんなさい💦

瀬奈

知り合いに似てたからつい...笑

高明

この後時間ありますかお嬢さん

瀬奈

え、///

瀬奈

(スコッチ似のイケメンに誘われた//)

高明

あ、すみませんそういう誘いではなく

高明

ヒロミツは私の弟で、今は怪盗キッドが最優先なので弟について後で話を聞こうと思いまして

高明

よろしいでしょうか

瀬奈

(弟？)

瀬奈

お兄さんなんですか?!

高明

はい

瀬奈

長くなりすぎないなら大丈夫です笑

瀬奈

あまり遅すぎると彼が心配するので笑

高明

ありがとうございます笑

瀬奈

(スコッチにこんなイケメンのお兄さんがいるなんて)

瀬奈

(確かに兄がいるって言ってたような)

瀬奈

(公安って家族にも公安になったこと隠すんだっけ)

瀬奈

(ならなんて言おう)

5分後

中森警部

3、2、1、

中森警部

0！

中森警部

2人とも動くなァ！

平次

和葉

中森警部

なんだこの黒い布は

コナン

(そうか天井から落ちてきたシートが墨で黒くなったのか)

中森警部

シートを取る

！！！

平次

なんやこれ?!指輪がいっぱい氷の中に、

中森警部

い、一体どうやって、

平次

ホンマにマジックやな、

瀬奈

すごーい！流石キッド様！笑✨️

妖精の唇は頂いた怪盗キッド

中森警部

クソッやっぱり氷なんかじゃ守れなかったんだよ！

次郎吉

しかしなんなんじゃ？この無数の指輪は

高明

これは、フローラルアイスパフォーマンス

高明

電気ドリルで、氷の内側を掘り、食用色素などで着色し、まるで氷の中に本物の花が存在しているかのように見せるアート

高明

キッドはそれを花ではなく、指輪でやってのけたんです

高明

我々を撹乱するために、想像を絶する早業で

瀬奈

あの、

高明

はい？

瀬奈

このキッドのカード写真撮ったらダメですか？//

瀬奈

待ち受けにしたくて//

中森警部

ダメに決まってるだろ！

高明

重要な証拠物なので一般の方に写真を撮らせるのは難しいですね

瀬奈

そうですかァ...残念

高明

........

高明

寒そうですね

高明

冷房をきったとはいえまだ冷えます

高明

それだけ肌を出していれば尚更

瀬奈

そこまで出してないと思いますけど

高明

私のマフラーをどうぞ

高明

首に巻き付ける

瀬奈

わァありがとうございます笑

高明

女性は冷えやすいのでそのようなファッションをするならもう少し夏に近づいてからの方が良いかと

瀬奈

気をつけます笑

瀬奈

それにしても今の季節はもう暖かくなってきたのにマフラー持ってるんですね笑

高明

長野県はまだ寒いですから念の為に

瀬奈

長野県の警察さんなんですね笑

高明

はい長野出身で

高明

景光から聞いてませんか？

瀬奈

兄がいることは聞いていましたけど個人的な情報は全く聞いてないんですよ笑

瀬奈

まぁわけあってお互い踏み込めない状況だったからですがね笑

高明

........

高明

通話
04:00

高明

すみません

瀬奈

いいえ笑

零

通話
05:00

瀬奈

零くんだ笑

瀬奈

『もしも...』

零

『随分帰りが遅くないか？』

瀬奈

『しょうがないよキッドが来るの0時間だったもん』

零

『0時...ってことはもうキッドは来たのか？』

瀬奈

『そうそう笑』

瀬奈

『凄いんだよ笑』

瀬奈

『氷の中に入った指輪の宝石をたった10分で盗っちゃったの笑』

零

『ほう』

瀬奈

『零くんにも見せたかったよ笑』

高明

(零くん？)

瀬奈

『あっそれとね私怪盗キッドが誰かも分かったんだよ？笑』

瀬奈

『凄い？笑』

零

『誰だったんだ？』

瀬奈

『ほら前にポアロに来てた高校生探偵の服部平次くんいたでしょ？笑』

零

『えぇ想い人に想いを伝えるか渋っていた高校生だな』

瀬奈

『その子の想い人だと思うんだ笑』

零

『その理由は？笑』

瀬奈

『一人称がアタシなのに、ウチって言ってたから笑』

瀬奈

『それに少し屈んでいるようだったし笑』

零

『流石エリカ洞察力いいな笑』

瀬奈

『でしょ〜笑』

瀬奈

『でも、コナンくんも高明さんも気づいてると思うのに、何も言わないのよね』

瀬奈

『なんでだろ』

零

『高明？』

高明

それは泳がせているんですよ

瀬奈

高明

どうせなら盗むところを現行犯で抑えたいでしょう？

瀬奈

た、確かに

瀬奈

『だそうです笑』

零

『今の声...』

零

『今のはもしかして長野県警警部の諸伏高明、さんか？』

瀬奈

『そうだよ笑』

瀬奈

『よく知ってるね笑』

零

『幼なじみのお兄さんだからな会ったことあるよ』

瀬奈

『じゃあ零くんが公安ってことも知ってるの？』

零

『知らないと思うけど』

瀬奈

『へぇ』

蘭

あっ瀬奈さ〜ん笑

瀬奈

蘭ちゃん笑

蘭

私達ここで仮眠させてもらおうって話になったんですけど、瀬奈さんはどうします？

瀬奈

(怪盗キッドを泳がせているということはまだ宝石は盗ってないってことで、このままここにいれば怪盗キッドが盗み出すところを見ることができる)

瀬奈

私も朝帰りする！

零

『僕には朝帰りするなとか言いながら何言ってんだお前！‪💢』

蘭

その声、安室さん？

零

『迎えに行くからちゃんと帰ってきてくれ』

瀬奈

『なんでなんでー！キッド様が宝石盗むところ見ないと帰れないー！』

蘭

(門限破る娘と父親の会話みたい、笑)

零

『キッド..."様"？‪💢』

瀬奈

『キッドカードの写真撮れなかったんだから生の怪盗キッド見るまで絶対帰らないからね！』

零

『一目見るだけって言っただろ!!』

瀬奈

『一目見てないもん』

瀬奈

『変装はノーカンだもん』

瀬奈

『それに私は蘭ちゃん達と同じ部屋で寝るし、浮気とかじゃないから』

瀬奈

『終わったら透くんに連絡するからお願い！許して』

瀬奈

『ね？ね？』

零

『‪...わかった』

瀬奈

『ホント?!✨️』

零

『その代わり、明後日一日予定空けておけよ』

瀬奈

『いいけど、どうして？』

零

『一日使って君を抱く』

瀬奈

『なっ///』

瀬奈

『や、やっぱり今から帰...』

零

切る

瀬奈

あーー、！///

蘭

ど、どうしたんですか?!

瀬奈

い、いや、何も、笑

瀬奈

透くん許可してくれたから一緒に部屋行こ、笑

蘭

良かったですね笑

瀬奈

う、うん笑

蘭

そういえば、そのマフラーどうしたんですか？

瀬奈

これは高明さんが寒いだろうからって貸してくれて笑

蘭

(やっぱり首の後ろに着いてたのって//)

瀬奈

でも外暑いよね

瀬奈

もう取ろうかと...

蘭

あー！いや、ほら瀬奈さん今薄着だし寝たら体温も下がるって言うから付けておいた方がいいと思いますよ！//

蘭

か、風邪ひいちゃうかもだし！//

瀬奈

...？

瀬奈

それもそうね笑

蘭

ふぅ、

次の日朝

和葉

ﾆﾔ

和葉

(コンクパールゲットだぜ笑)

周りが照らされる

和葉

瀬奈

(本物のキッド様✨️)

高明

鷙鳥百を累ぬるも一鶚に如かず

和葉

な、何?!

高明

鷙鳥とはツバメのこと、そして鶚とは鷹のこと

高明

つまり、ツバメが百集まっても、1羽の鷹には及ばないという意味です

高明

貴方はたくさんの指輪を、氷の中に出現させ撹乱し、氷の中央に大きな横穴を空け、本物の指輪は盗んだかのように見せかけたかったようですが

高明

私の目は誤魔化せまん

高明

偽りの指輪が100個あろうと、本物のコンクパールの美しさには到底及びませんからね

和葉

なるほど〜？笑

和葉

じゃあ分かってて機会を伺ってたのか

高明

えぇどうせなら盗むところを現行犯で抑えようかと

和葉

でも、そこまで読んでたんなら本物の指輪は回収しておくべきだったな笑

和葉

ｷｷｯ

和葉

玉を投げる

？！

中森警部

なんだあの抜け穴は！

次郎吉

いつの間に

高明

やはり逃走経路はそこでしたか

次郎吉

見抜いておったのか

高明

えぇ

高明

でも敢えて見過ごしたんですよ

高明

怪盗キッドは目当ての宝石でなければ持ち主に返すと聞きましたから

悪者

おぉでは後ほど私の元へ帰ってくるんですね

平次

そらァアンタがホンマにあの宝石の持ち主やった場合や

悪者

何?!

平次

ーーーーーーーーーーー

瀬奈

えー！じゃあ怪盗キッドは持ち主に返すために盗んだってこと?!//︎💕︎

瀬奈

カッコイイ〜✨️︎💕︎

コナン

目当ての宝石じゃなかったからついでに返したんじゃない？

瀬奈

コラコライケズなこと言わないの笑

高明

すみませんこれから警視庁に行く用事があるのですが、御一緒しませんか

瀬奈

？

瀬奈

いいですよ笑

瀬奈

あっそういえば自己紹介がまだでしたね

瀬奈

私、早川瀬奈と申します笑

瀬奈

モデルやってます笑

高明

申し遅れました

高明

私は申し遅れました。わたくし姓は諸葛、名は高明(たかあき)

高明

あだ名は、名前を音読みで高明(こうめい)

高明

以後、お見知り置きを

瀬奈

カッコイイ〜✨️笑

瀬奈

あだ名が高明なんて笑

高明

ありがとうございます笑

瀬奈

(警視庁の中初めて入ったな)

高木

あれ？早川さん？

佐藤

あら瀬奈ちゃん

瀬奈

高木刑事、佐藤刑事

瀬奈

お久しぶりです笑

佐藤

久しぶりね笑

佐藤

どうしてここに...

高明

私の連れです

高明

外で女性を待たせる訳にはいかないのでご同行願いました

高木

そ、そうなんですね

佐藤

2人って面識あったんですね

瀬奈

共通の話題が出来てしまいまして笑

高明

この後お茶をする予定です

佐藤

耳元で

佐藤

まさか浮気じゃないでしょうね( ≖_≖)

瀬奈

する訳ないじゃないですかァ...

佐藤

ならよし笑

瀬奈

(零くんと同じこと言ってるし)

佐藤

この封筒なんですが、貴方宛で、間違いありませんか？

高明

えぇ私宛でしょう

高木

では、中身の確認を

高明

はい

瀬奈

？

高明

出す

高明

これは...

高明

スマートフォンですね

高明

中央に穴が空いていますが

瀬奈

...スコ...ッチ...((ﾎﾞｿ

瀬奈

（涙目

高明

.......

瀬奈

(零くんが送ったのかな...遺品だもんね)

高明

...人生死あり、修短は命なり

佐藤

え？

高明

人は死を避けられない、短い生涯を終えるのは天命である、という

高明

中国のある軍師の言葉です

高明

これは私の弟のスマートフォン

高明

警察を辞めたと言っていましたが、これがここに届けられたのは恐らく公安に配属されて、どこかに潜入中に、命を落としたんでしょう

高明

穴は弾痕、黒いシミは血痕でしょうから

高明

(そうだよな、景光...)

瀬奈

.........

次回︎♡49

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803

4件

うわぁぁぁぁ！ほんとに話が深い…！なんか本当にこんな感じのストーリーがあって、エリカさんが正式なキャラみたい…！いやぁ…他の作品もそうですけど、そのアニメのストーリーに馴染ませるの上手いですね… 凄すぎます！頑張ってください！応援してます！

続き待っています！

ぁぁスコッチ🥲︎ 続き待ってます

凛🐶

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