えっと確か次は〜
佐々波桜華
不死川さんの稽古はどんな感じなのだろうか
おはぎ早食い大会とか?お茶を上手くたてられるか競走みたいな?
いやでも伊黒さんより後ってことは相当過酷なのでは…… 私の勘は後者の方だった
佐々波桜華
目を疑った 半裸になった隊士たちが、不死川さんに飛びかかる
佐々波桜華
佐々波桜華
案の定弾き飛ばさる隊士たち。
不死川実弥
佐々波桜華
いつもよりイライラしているようだった
不死川実弥
佐々波桜華
竈門炭治郎
佐々波桜華
そこには地面に這いつくばっている炭治郎くんが。
我妻善逸
佐々波桜華
ボロッボロだ…この人本当に容赦ないんだな
楽しみだなんて思ってた自分が馬鹿だ!!
不死川実弥
佐々波桜華
不死川実弥
佐々波桜華
やっぱり真正面から立ち向かうしか方法はないみたいだ
佐々波桜華
策無しではダメだ どうすれば
不死川実弥
いつの間にか私の横に来ていた
佐々波桜華
背中を木刀で叩かれる
佐々波桜華
間違いない、この人は私が今まで会ってきた隊士の中で1番強い…!!
佐々波桜華
殺されなくてよかった…!!!
不死川さんは体が大きい 低い姿勢の戦闘はあまり向いてないんじゃ?
私は木刀を低くして足元をすくおうとする
佐々波桜華
だがその木刀を上手く交わす
不死川実弥
不死川さんの木刀が私の首の横でピタリと止まる
佐々波桜華
不死川実弥
だが
ガッ
佐々波桜華
不死川実弥
どうやら不死川さんは女性の隊士には力加減を考えているらしい
確かにこの人に本気でやられたら死ぬ
そうして過酷な1日目を終えた