さとみside
モブ
!?黄神会長、、、!!
モブ
えっ!めっちゃイケメン、、ヤバいヤバい!!
モブ
近くで見れるとか目の保養、、!!!
モブ
うっそ死ねる死ねる死ねる、、、!!
そう叫ぶのは同じ白組の女子。
ふとその目線を追うとるぅとがこっちに向かって、白組テントの中をのぞき込みながら歩いてくるのが見えた。
、、どうやら白組の誰かを探している様子。
モブ
誰かに用事かなぁ、、女の子だったら嫉妬しちゃう、、
モブ
何言ってんの!黄神会長の相手は紫央くんだけなんだよ!!
桃谷
(、、、、んん?)
少し驚きすぎてひっくり返るような単語が聞こえてきたが、、まぁ気のせいだろう。
モブ
えぇー!青猿くんじゃないの?、、いや、ジェルくんもいける!!
モブ
私は赤崎くんが合ってると思うけどなぁ、、
、、気のせいではなかったらしい←
けど残念。るぅとの相手はころんだからな、、ジェルは勿論、莉犬もなーくんもアイツを取る気はねーし。
___まぁ、俺は可能性があったかもしれないけど。
心の中で呟き、俺はるぅとへ視線を移す。
桃谷
、、、!!
ぱちりと目が合うと、嬉しそうに頬を染める彼。
つい俺もドキリと胸が高鳴ってしまうほどの可愛さ。
桃谷
(いや!今のは俺の後ろの、、そう、ころん!ころんに向けての笑みだ、うん)
自分に言い聞かせながら後ろを振り向こうとする。
黄神
さっとみくーーん!!
桃谷
(俺だった!!?)
バッと顔を戻すと、笑顔で俺に手を振って来た。
モブ
え、、さとみくんに用事!?
モブ
そっちかぁ、、ううん、全然いけるけど
モブ
むしろ私はさとみ×会長が好き、、
モブ
会長×さとみもいけるんじゃ!?
おい、やめてくれ。マジでお願いします←←
不覚にも顔が熱くなる。
彼女達の話を無視しながらそそくさとるぅとの元へ歩いていく。
桃谷
、、、何か用?
黄神
次お昼休憩なので一緒にどうかなーっと
桃谷
あぁ、そーゆー事ね、、ころん達は?一緒じゃないの?
彼の用事に安堵しながら聞き返すと、苦笑して答える。
黄神
ころちゃん、なーくんと相談がある!って言って走ってっちゃったんですよ、、ちょくちょく暇があれば2人で何か話してるみたいだし。あー可愛かった、、
桃谷
、、、そーですか、、
もうコイツら付き合えばいいのに。
こんな相思相愛なら一気に行くところまで行くと思う。←