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君のヒーローになるには。vol.4

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君のヒーローになるには。vol.4

17 - な「るぅとくんの本性知っても尚、モテるってどういう事!!?」

♥

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2022年11月17日

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さとみside

モブ

!?黄神会長、、、!!

モブ

えっ!めっちゃイケメン、、ヤバいヤバい!!

モブ

近くで見れるとか目の保養、、!!!

モブ

うっそ死ねる死ねる死ねる、、、!!

そう叫ぶのは同じ白組の女子。

ふとその目線を追うとるぅとがこっちに向かって、白組テントの中をのぞき込みながら歩いてくるのが見えた。

、、どうやら白組の誰かを探している様子。

モブ

誰かに用事かなぁ、、女の子だったら嫉妬しちゃう、、

モブ

何言ってんの!黄神会長の相手は紫央くんだけなんだよ!!

桃谷

(、、、、んん?)

少し驚きすぎてひっくり返るような単語が聞こえてきたが、、まぁ気のせいだろう。

モブ

えぇー!青猿くんじゃないの?、、いや、ジェルくんもいける!!

モブ

私は赤崎くんが合ってると思うけどなぁ、、

、、気のせいではなかったらしい←

けど残念。るぅとの相手はころんだからな、、ジェルは勿論、莉犬もなーくんもアイツを取る気はねーし。

___まぁ、俺は可能性があったかもしれないけど。

心の中で呟き、俺はるぅとへ視線を移す。

桃谷

、、、!!

ぱちりと目が合うと、嬉しそうに頬を染める彼。

つい俺もドキリと胸が高鳴ってしまうほどの可愛さ。

桃谷

(いや!今のは俺の後ろの、、そう、ころん!ころんに向けての笑みだ、うん)

自分に言い聞かせながら後ろを振り向こうとする。

黄神

さっとみくーーん!!

桃谷

(俺だった!!?)

バッと顔を戻すと、笑顔で俺に手を振って来た。

モブ

え、、さとみくんに用事!?

モブ

そっちかぁ、、ううん、全然いけるけど

モブ

むしろ私はさとみ×会長が好き、、

モブ

会長×さとみもいけるんじゃ!?

おい、やめてくれ。マジでお願いします←←

不覚にも顔が熱くなる。

彼女達の話を無視しながらそそくさとるぅとの元へ歩いていく。

桃谷

、、、何か用?

黄神

次お昼休憩なので一緒にどうかなーっと

桃谷

あぁ、そーゆー事ね、、ころん達は?一緒じゃないの?

彼の用事に安堵しながら聞き返すと、苦笑して答える。

黄神

ころちゃん、なーくんと相談がある!って言って走ってっちゃったんですよ、、ちょくちょく暇があれば2人で何か話してるみたいだし。あー可愛かった、、

桃谷

、、、そーですか、、

もうコイツら付き合えばいいのに。

こんな相思相愛なら一気に行くところまで行くと思う。←

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