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日下
日下
麗美
麻華
千波
レイカ
星
遥輝
アリト
アルカ
良翔
イツキ
零
日下
工藤
日下
日下
工藤
日下
工藤
日下
ガラガラガラ
千波
工藤
麻華
日下
アリト
イツキ
遥輝
レイカ
星
千波
麻華
星
千波
千波
昔にね、アイの塔っていう塔があって。世界の寿命がそこに灯っていたの
人の智を超えて思い上がった人間への神の裁きかなんかじゃないかしら？
僕らからしたら傍迷惑な話だけどね(零)
それはそうね。まぁ、話を続けるわ
そんな中、寿命は15年ずつしか伸びなかったの
え？なんで？(日下)
まぁ、そこも追々話すわ
わ、わかった…(日下)
そこで、私達の村に、王国の使者が来たの
当時の私ね(レイカ)
レイカ
良翔
レイカ
良翔
レイカ
良翔
レイカ
良翔
そして私は、メシアに選ばれたのをここで知ったの
ノック音
千波
千波
良翔
千波
良翔
千波
良翔
良翔
千波
パーティ会場
アリト
零
麗美
遥輝
アルカ
遥輝
アルカ
遥輝
私達はその夜は宴会をしたわ
どんちゃん騒ぎでね
まぁ、僕は考え事してたし、あんまりそういうの得意じゃないから騒いでなかったけどね(遥輝)
それでね？
あ、ちょっと待ってくれないかな？千波(遥輝)
ん？遥輝、どうしたの？
ちょっと話しておきたいことあるから(遥輝)
わかったわ
えーとね。宴会が終わったあと、僕は宴会場の資料室に行ったの(遥輝)
遥輝
その時何を調べてたかっていうと、メシアについてなんだよね
メシアについて？(工藤)
そう。過去にもメシアは居たはずなのに何故15年しか世界の寿命が伸びないのか、それが気になってね
で、どうだったの？(日下)
遥輝
結果は、出た。メシアについての情報があった。
零
アリト
遥輝
アリト
遥輝
零
アリト
遥輝
アリト
零
～メシアについて～
メシアとは、アイの塔にて〔祝福〕を受け、世界の寿命を永遠とする役割を持つ
過去のメシアは全員、一人で向かっている。
しかし、メシアが途中で亡くなった場合、世界の寿命は15年しか増えない
零
アリト
アリト
遥輝
アリト
零
遥輝
零
零
アリト
そこで皆を起こして、宴会場に集めたの
アルカ
アリト
アリトが皆に本の内容を見せたんだ
麗美
遥輝
こうしてあるシナリオを皆で作ったんだ
あるシナリオ？(日下)
そこは後でまた話すよ
そこで全員賛成して、そのシナリオを実行に移そうと結託したんだ
ここからは千波に任せるね
えぇ、わかったわ(千波)
千波
良翔
千波
麻華
良翔
星
良翔
星
良翔
麗美
良翔
麗美
千波
遥輝
そして私達はアイの塔へ向かったの
塔の中に入ると、いくつもの扉があってね
その最初の祝福を受けようとした時に、手を重ねた人がいたのよ
…俺だな(良翔)
千波
良翔
良翔
それで私は良翔に押し退けられて最初の祝福は良翔に横取られたわ
最低なことしてんなぁ……(工藤)
まぁ……うん……仕方ない仕方ない(良翔)
私からしたらそこから酷かったんだからね？
何があったの？(日下)
祝福の奪い合い。皆が皆、祝福を奪い合い始めたの
麗美
2つ目の扉に向かったのは麗美だったわ
千波
麗美
千波
じゃ、僕はこっちで
その時に、3番目の扉から現状と似つかわしくないような明るい声が響いたの。
そっちを見ると、アリトが、微笑んでいて
アリト
それでアリトは[恵みの陽光]の祝福の間に消えてったの
……彼の笑顔は、最後の一瞬だけ、強ばってたように見えたわ。
……僕だって
その声がした方を見たら、今度はアルカが
アルカ
そして、アルカは[安息の闇]の間に消えてったの
彼は、顔を見せなかったわ
正直、絶望しかなかった。
信じた皆に裏切られていたんだから
千波
それじゃあ、私はこっちに
私が落ち込んでる時、聞きたくない声が響いたの
千波
麻華
千波
私の大親友の麻華まで、裏切った。彼女は、[揺蕩う大地]へと消えてったわ
彼女は……悲しそうな顔をしながら、消えていったわ
千波
……僕もいくね
千波
遥輝
そして遥輝は、[雷鳴の囃子]の間へと消えていったわ。
彼は……歯をガチガチと鳴らしてた気もしたわ
んじゃ、僕はここに
千波
零
そうして零は旋風が巻き起こってる[旋風のロンド]の間に消えてったわ
彼は…全身に沢山の傷を付けながら、最後は寂しそうに笑ってだと思うの
千波
…僕はこっちいくよ
そっちを見たら、イツキが、[白銀の園]の扉の前に居たの
イツキ
イツキは歓喜の雫を流していたけど、流れ切る前に凍てたんだよね
…………
千波
……9つ目の[祝福]は眠れる[マグマの胎動]でね
星
……星は、私を欺いて誇らしげに笑って[マグマの胎動]の間に消えていったわ
千波
千波
私は裏切られたと思って灯らないトーチ掲げながら祈りの祭壇に向かったの
祈りの祭壇に出た時、一人の人が話しかけてきたの
？？？
千波
千波
？？？
遙稀
千波
遙稀
遙稀
千波
遙稀
千波
千波
遙稀
千波
遙稀
千波
遙稀
千波
遙稀
遙稀
千波
千波
正直、この時私は驚いたわ
私はこの時に真実を知ったわ
良翔
麗美
アリト
アルカ
麻華
遥輝
零
イツキ
星
千波
遙稀
千波
遙稀
千波
そして私は祭壇に手を伸ばしたの。そして、私は亡くなった。最後の贄としてね。
それで、世界は永遠の命を得た
千波
工藤
懐かしい話してるじゃーん？
レイカ
遙稀
千波
日下
遙稀
遙稀
零
良翔
遙稀
生徒達
遙稀
遙稀
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