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愛しとーよ!!!!!
最近ストーリーを書くのが下手になったなぁと実感しているどっかの誰かさんです。 明らかに視聴数や、いいね数等が下がってきて、自分の実力不足を実感します…… 少しの間投稿をおやすみするか、 練習するために頻度を増やすか悩み中です……
蘇枋の家に行ってから、 俺達の関係は少しぎこちない物と なっていた。 避けると言うよりかは、 必要最低限の会話しかしなくなった という方が正しい。 それは何故か、 答えは蘇枋からの会話が 少なくなったからだ。
どうでもいいかと この事について言及はしなかったが なんだか胸の奥がザワザワとした。 この気持ちがなんなのか分からない。 分かりたくないと 無視をした。 そうすれば心の奥で叫んでいた声が 何も聞こえなくなって行った。
蘇枋
風鈴高校の屋上 最近何もしてこないと思ったら、 急に蘇枋に呼び出しをされた。 喧嘩の呼び出しだろうかと 少しワクワクしたが、 眉を下げて笑う蘇枋を見て、 その気持ちは一気に無くなった。
桜
桜
以外にも自分から出た 不機嫌そうな声にびっくりした。 どうしてこんなに腹が立つのだろうか。 俺の疑問を解こうと 蘇枋が口を開き始めた。
蘇枋
桜
蘇枋
蘇枋
あんなに帰れと言っても 頑なに帰ろうとしなかったこいつが どういう心境の変化で この言葉を口にしたのだろうか。 自分にとって 願ったり叶ったりの言葉だ。 きっとこれからは今迄通り静かに 1人で過ごせるだろう。
桜
なんで 自分から出た言葉はとても 情けない一言だった。 自分の口が 自分の物じゃないかの様に 勝手に動いた。
どうしてこんな感情が 溢れ出そうになっているのか 何も分からず顔を顰める
蘇枋
俺の戸惑いを読み取ったのか、 蘇枋が少し苦しそうに こちらを見てきた。 歪んだ顔は、 綺麗な白い肌を引き立てた。
桜
混乱しているのは 自分の訳が分からない感情の所為。 それを口に出そうとして、 蘇枋の言葉に邪魔をされた。
蘇枋
ごめん。 ずっとその言葉だけを 蘇枋は口にだした。 その姿が余りにも痛々しく、 俺の心を抉った。
その姿を見てしまえば、 口から言葉は 何も出てこなくなる。 なにか喋ろうと 口をパクパクと動かすが、 言葉として出てきてくれない。
もしここで離れたら、、 離れてしまったら、 何かを失う様な気がして 胸騒ぎがした。 していたのに、 俺は歩き出す蘇枋を 引き止められずに ただ1人屋上に残された。
桜
桜
俺の独り言だけが 誰もいない 誰も聞いてはくれもしない 屋上に響いた。
学校帰りの 夕暮れの帰り道。 黄昏色に染まった空を見上げながら 蘇枋と2人並んで帰宅路を帰った。
蘇枋
蘇枋
笑顔でもしつこく 俺に言いよる蘇枋に 「うるせぇっ!!」 と一括するも、 諦める様子はない。
桜
ここまでしつこいと 最早言いたくなくなる。 ニコニコ笑った顔を崩さない 蘇枋に少しイラッともきたが、 いつもの揶揄う笑顔だと気づけば 呆れしか出なかった。
蘇枋
桜
蘇枋
蘇枋
桜
蘇枋
桜
蘇枋
桜
蘇枋の顔は いつもの貼り付けた 笑みではなく、 とても楽しそうに笑っていた 俺を揶揄っている時が いちばん楽しそうに見える。
蘇枋
桜
蘇枋
桜
蘇枋
突然出されたゲームと言うワード。 いいことを思いついたと言う 蘇枋の顔に、 嫌な予感しかしない。
蘇枋
なんてふざけたゲームなのだろうか。 ルールを聞いた時そう思った。 それでも蘇枋と何かをする という事は、嫌な気がしなかった。 二つ返事でOKをすると、 満足そうに蘇枋が笑った。
桜
蘇枋
蘇枋
桜
桜
蘇枋
桜
蘇枋
桜
俺の顔が熱くて赤いのは、 きっとこの赤い夕日の所為だろう。