ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
二次創作注意
ころん
彼は俺に、そう言った
俺には、付き合ってある彼女がいる
...でも、どうにも上手くいっていない
付き合い始めた当初はこうじゃなかった
互いを尊重しあって、喧嘩なんて全然なかった
でも、今は変わった
彼は次第に変わっていった
段々と我儘になっていった
俺の言葉には必ずと言っていいほど反論するし、まるで好きじゃないみたいだ
さとみ
ころん
さとみ
そうだった、今は彼女...
ころんが家に来てるんだった
あまりに会話がないせいかいることを忘れてしまっていた
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
かれこれ数年ほど付き合っているが故か、話す話題というのが全くもってない
まぁだから最近会っても無言というのが結構多い
まぁ気まずくないからいいんだけど
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
他に好きな人がいるんじゃないか
そう思って仕方なかった
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
妙な苛立ちを覚えた
...あぁ、またこの空気だ
嫌いだ、この空気
喧嘩する寸前のこの距離感
...落ち着け、落ち着け俺
ここでころんに怒ったところで何になる
怒っても結局俺には後悔しか生まれない
ここは堪えるんだ
怒ることを、堪えるんだ
さとみ
ころん
さとみ
さとみ
さとみ
ころん
さとみ
俺は腕をまくって
さとみ
さとみ
ころん
ころんも落ち着いたのか、少し寂しそうな顔をしながら聞いてくる
さとみ
厳密には、怒っていた、だ
ころん
さとみ
ころん
ころんはすでにテーブルの片づけを始めていた
さとみ
俺はそう呟いて、料理に取り掛かった
...なんというか
久々にいい雰囲気になったような気がした、今日この頃であった
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ