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りな
はな
さの
ひろの
さの
私は半泣きになりながら必死に筆箱を取り返そうとした
はな
りな
キーンコーンカーンコーン
りな
ボンッ
りなは私の筆箱をゴミ箱の中に投げ捨てると、
りな
と言って、自分の席に帰った
私は大急ぎで筆箱をゴミ箱から取り出して、椅子に座ろうとした
すると、ひろのが足をかけてきて、私はバランスを崩した
ひろの
ひろのがそう言うと、クラスメート全員がを私を見て笑ってくる
はな
りな
私は顔が熱くなった
私が立ち上がって席に座ってからも、まわりが私を見て笑ってくる
もう、嫌...
さの
タロ
私を出迎えてくれたのは...
さの
タロ
この子はタロ
柴犬で、私が小学校一年生の頃から今の中学二年生になるまでずっと飼ってきた犬だ
タロは私を見上げて尻尾をぶんぶん振った
さの
私がタロの頭を撫でる
するとタロは気持ちよさそうに目を細めた
その瞬間、私は一日の嫌なことが全部吹き飛んでいったような気がした
さの
私がリビングに行くと、タロもそのあとをぴったりくっついて歩いてくる
タロ
さの
さの
タロ
さの
タロ
私がそう言うと、タロは元気に返事をした
ハーネスとリードをつけると、タロは喜んで尻尾を振った
さの
こうしてタロと一緒に居る時が、私の人生の中で一番幸せ...
私はそう心から思った
両親は共働きで夜中まで帰ってこないので、私は家にしっかり鍵をかけて散歩に行った
さの
タロ
さの
タロはとても上機嫌で、意気揚々と歩いていた
二十分ほど歩き、私とタロは大きな公園についた
さの
タロ
私はベンチに腰をかけ、タロに水をあげた
タロは喉が乾いていたのか、喜んで水を飲んだ
さの
タロ
さの
さの
私は散歩袋からささみを取り出すと、手にのせ、タロの口元まで持っていった
さの
タロ
タロは喜んで食べた
さの
タロは舌でささみを取ろうとしたけど、届かないみたいだ
私はそんなタロが可愛くて愛おしくて、つい抱きしめた
さの
私がタロを抱っこしたままささみをとると、タロは私の口のまわりをぺろぺろと舐めてきた
さの
私はしばらくタロを抱っこしていた
すると、公園の奥からりなとはなとひろのの姿が見えた
さの
私は驚いて、ついその場から逃げた
タロはいきなり走り出した私にびっくりしたみたいだけど、ついてきてくれた
急いで家につくと、私は鍵をあけて中に入り、しっかり鍵を閉めた
さの
タロ
さの
さの
タロ
さの
私はタロが返事をしてくれたので、安心して家にあがった
次の日
さの
さの
さの
私は警戒しながら教室のドアをあけた
すると、すぐに私の体をめがけてなにかがとんできた
さの
ぶつかって落ちたものを見た
さの
はな
ひろの
りな
さの
はな
はな
はな
ひろの
りな
さの
りな
ひろの
さの
はな
さの
私はお金を手に握りしめて、自販機に向かって走った
ジュース三本買って教室に帰ってくると、もうすでにホームルームが始まっていた
先生
さの
私はあわててジュースをうしろに隠した
その様子を見て、クラスメート全員は下を向いてクスクス笑っている
さの
先生
さの
私は死ぬほど恥ずかしい思いをした
私はその後もりな達にいろいろなことをされた
先生
先生
さの
私はその場に立ち上がると、124ページを開こうとした
...でも
さの
ページがぴったりくっついていて、力を入れても全然ひらかなかった
さの
先生
先生
さの
先生
さの
さの
先生
さの
その瞬間、クラスがどっと沸いた
はな
ひろの
りな
さの
本当は違う
ページが開かないんです
そう言おうと思った
けど
そんなこと言えなかった
怖くて
怖くて
さの
タロ
さの
タロは尻尾を振っている
私は涙が出てきた
さの
さの
タロ
タロは私の言葉が通じないはずなのに
心配そうに私を見た
そして、私の顔をぺろぺろと舐めた
さの
さの
私はタロを抱っこして、自分の部屋に連れていった
疲れていたので、一眠りしようと布団の中に潜ると、タロも私の布団の中に入ってきた
さの
タロ
さの
タロ
そこで私の意識は途切れた
さの
目が覚めると、外は真っ暗になっていた
さの
布団の中にタロがいなかったので、私は電気をつけた
すると
さの
部屋の隅に血を吐いて倒れているタロを発見した
さの
あわててタロを抱っこする
さの
タロ
さの
私がタロに聞いても、タロはただ目を細めて遠くを見つめていた
さの
私は走って動物病院に連れて行った
さの
医者
さの
医者
先生は突然の出来事に少し困惑していたけど、私からタロを預かると、診察室へタロを連れていった
しばらくすると、診察室から先生だけ出てきた
医者
さの
さの
さの
医者
私は診察室に入った
診察室の台の上には、力無く横たわっているタロの姿があった
さの
私はあわててタロの背中をさすった
タロは細い目を開けて、力無く尻尾を振った
さの
さの
医者
さの
医者
さの
さの
さの
さの
さの
さの
医者
さの
私は泣きながら言った
医者
医者
さの
さの
さの
さの
医者
医者
医者
医者
医者
医者
医者
さの
さの
タロ
もう声を出す気力も残ってないのか、タロは顔だけこちらに向けた
さの
さの
私がそう言うと、タロは
タロ
と大きく息を吐き出して、静かに息をひきとった
さの
さの
さの
さの