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ある日突然アプリが開かれていた
いじめ、段級
莉子
あのさ
あかり
何？
莉子
あのさみさき虐めよう
あかり
え？
莉子
あかりもちろんさからわないよね
あかり
うん
おはよう
美咲
おはよう二人とも
あかり
あっちいこう
莉子
うん
美咲
なんで無視するの
莉子
うざいし
あかり
鬱陶しいから
美咲
仲良かったじゃん
莉子
そうそう
美咲
？
莉子
アプリきたんだよ
人を虐めて級が上がるやつ
人を虐めて級が上がるやつ
莉子
これから虐めてくから
美咲
そんな
あかり
ドンマイ
ピロン
莉子
10級のお知らせだ
あかり
おー！
莉子
二人ともトイレ行こう！
あかり
いいよ(笑)
莉子
もちろん来るよねみさき
美咲
えっ、うん。
みさき以外皆入ってはなかった
莉子
みさきまだ
あかり
おーい
美咲
待って
莉子
はやく
あかり
しないと
莉子
どうなるか
あかり
わかる！
莉子
うちらを待たせたらどうなるか教えてあげる
美咲
え？
3
2
1
少し水をかけられた
美咲
きゃあー
莉子
気持ちいね
あかり
うんうん
莉子
うちらに付き合えよ
あかり
おとなしくしろよ
美咲
もうやめて
莉子
やめない楽しいから
美咲
みつかったらどうするの
莉子
見つからないようにしてるから
あかり
行くよ
美咲
え？
3
2
1
あかり
笑
美咲
うぇー
莉子
ふふん
莉子
もう一回
あかり
バン
美咲
うぇー
莉子
可哀想みさきみたいにはなりたくない
あかり
だね
美咲
もうやめて
莉子
さわんな
あかり
どりゃあ
美咲
うぇーうぇー
莉子
汚な
あかり
まじそれ
莉子
掃除してあげる
美咲
大丈夫、自分でするから
莉子
手伝うよ
あかり
うちも
美咲
ありがとう
莉子
水かけてあげる
美咲
え？
ばしゃあ
莉子
笑笑
あかり
わら
美咲
なんで
莉子
けとばしてやろうぜ
あかり
賛成
美咲
そんな
莉子
行くよ
あかり
はーい
美咲
水まみれ
あかり
くずわだまれ
莉子
それな
あかり
行くよ
莉子
はーい
美咲
やめて
莉子
謝ってくれたらいいよ
美咲
うちなんかした？
あかり
とぼけるな
莉子
もうしないでくださいだろ
美咲
もうやめてください
莉子
あとすこしで一級になったらね
あかり
それまでのしんぼうよ
ぴろん
莉子
3級だ
美咲
まだ続くの
莉子
当たり前
あかり
もっとひどいことしたら
美咲
それでもいいからはやく終わらせて
ピロン
莉子
送り待ちがえだって見事
一級だって
一級だって
美咲
おめでとう
あかり
良かったね
莉子
うん
莉子
級がほしいからって虐めて
莉子
ごめんなさい
あかり
うちもごめん
美咲
なかよくしてくれる
莉子
うん
あかり
当たり前
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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