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緑谷出久

生徒指導室…

相澤先生

呼び出してしまって悪かったな。雪稀ちゃんは今日は授業だろう?

上霜雪稀

はい

相澤先生

…それはおいといて今日話したいのは

相澤先生

雪稀ちゃんの゛個性゛の話だ

緑谷出久

゛個性゛…

相澤先生

前々から聞いていたのは本人も気づいていないとのこと。だが見て見る限り無個性ではなさそうなんだがな

緑谷出久

本当に何も感じないの?

上霜雪稀

うーん何も感じないよ

相澤先生

何か少しの違和感でもいい。話してくれ

緑谷出久

上霜雪稀

んーー…

上霜雪稀

…あ

緑谷出久

思い当たることあった!?

上霜雪稀

いや…本当になんもないことかもしれないけど

上霜雪稀

前のこと思い出すときブワーってなるんですよね

相澤先生

ブワー?

上霜雪稀

うん例えば出久くんが助けてくれたときのことを思い出すと……頭の中であの時の出来事が見えてくる

緑谷出久

今出てきてるの?

上霜雪稀

うん!あのときのこと頭で再生されてるよ

相澤先生

相澤先生

それが゛個性゛なのかもしれない

緑谷出久

え?

上霜雪稀

そうなの?これってみんななるものじゃないんだ

相澤先生

なるほどな

緑谷出久

え相澤先生わかったんですか?

相澤先生

だいたいな。自分の中の゛個性゛だから周りも気づきにくかっただけだ。゛個性゛自体の名前は知らんが

緑谷出久

だから雪稀、記憶力よかったんだ

上霜雪稀

え?

緑谷出久

僕が発言したことすっごいよく覚えてたじゃん。もしかして「記憶」?

相澤先生

ああ、確かにそうかもしれないな

緑谷出久

しかも勉強1年分すっごい早く終わらせたし。それも記憶に残ってるんでしょ?

上霜雪稀

うん、残ってるよ

緑谷出久

やっぱり…そういうことだったんだ

相澤先生

こんなに早く話が終わってよかった。案外身近に感じていた゛個性゛だったんだな

相澤先生

…というかお前ら「出久くん」と「雪稀」って呼び合っていたが相当仲良くなったのか

緑谷出久

…ふふっ

上霜雪稀

ふふっ!

相澤先生

なんだ、気味悪い

上霜雪稀

秘密ですよ秘密!

緑谷出久

そうだね〜!

相澤先生

…まあいいが隠し事はあんましないように

上霜雪稀

はい!

緑谷出久

はい

相澤先生

緑谷

緑谷出久

はい

相澤先生

お前はまだヒーロー志望だ。浮かれないように

緑谷出久

わかっています

相澤先生

じゃあ雪稀ちゃんはこのあとここでハウンドドッグ先生と授業してね

上霜雪稀

はい!わかりました!

相澤先生

緑谷は教室に戻ってホームルームだ

緑谷出久

はい!

上霜雪稀

出久くん!頑張ってね!

緑谷出久

うん!ありがとうね雪稀も!

上霜雪稀

うん!

相澤先生

……(こいつら絶対何かあるな…まあいい。考えれば考えるほど時間は使われてしまう。非合理的だ)

今日はヤオモモさんという人の部屋で女子会を開くらしい

芦戸三奈

わー!やっぱ楽しくなること間違いなしじゃん!

麗日お茶子

やんね!雪稀ちゃんにも「恋」というのを教えないと…

蛙吹梅雨

恋はさすがにわかるんじゃないかしら

八百万百

紅茶をお淹れしました

耳郎響香

口に合うといいんだけど…

葉隠透

女子会開幕ー!!

芦戸三奈

さすがにさすがにうちらは2年間同じクラスの人たちで過ごしてるから好きな人はできたっしょー!

上霜雪稀

好きな人…!

葉隠透

えなになに雪稀ちゃんA組で好きな人いるの!?

耳郎響香

緑谷っしょ

耳郎響香

緑谷にしか懐かない

上霜雪稀

出久くんとお付き合いしてるよ!

麗日お茶子

ブッ!!

八百万百

まあ…!

芦戸三奈

マジで!?!?

耳郎響香

声でかいって

蛙吹梅雨

驚きだわ

芦戸三奈

なんて言われたの!?

上霜雪稀

んーと「僕も君が好き」って

芦戸三奈

キャーー!!!!

葉隠透

キャーー!!!!

耳郎響香

耳壊れるって

葉隠透

1度でもいいから誰でもいいからそういうセリフ言ってほしい!!

麗日お茶子

マジかぁ…

蛙吹梅雨

雪稀ちゃんにとって初恋の人なのではないかしら?

上霜雪稀

そうかも!

八百万百

わたくし達…先越されましたわね

耳郎響香

そうだね…

葉隠透

てっきり轟くんかと思ったよ〜

芦戸三奈

イケメンだもんね!

上霜雪稀

あの人(轟)とは話したことないなあ

麗日お茶子

天然過ぎて雪稀ちゃんとは話が噛み合わないかもしれないwww

八百万百

安易に想像つきますわね笑

芦戸三奈

えーじゃあ他に好きな人がいる人いないのー!?

芦戸さんたちのキャーキャーは深夜まで長引いた

僕が君の゛恩人゛になる

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