藤重山の最終選別で、私は初めて鬼を退治することになる
7日間生き延びれば合格とのことらしい 鬼と遭遇するのは1年前の姉の祝言の日だ
あの煮えたぎる苛立ちを忘れるな
あの鬼の顔を!!叩き起こせ!!
佐々波桜華
!!
鬼
人間だァ!!食らえェ!!
来る!攻撃を!!
佐々波桜華
炎の呼吸 参の型 気炎万丈!!
鬼
ウァアア
佐々波桜華
…!倒せた!
鬼の首をちゃんと斬れている…!
佐々波桜華
(煉獄さん…甘露寺さん…!)
そこから約7体ほどの鬼を退治し、私は無事最終選別を突破した
隊服の採寸、そして刀の玉鋼などを選び帰宅した
佐々波桜華
ただいま戻りました…!
煉獄家に戻ると煉獄さんは一瞬目を見開いた そして私を抱きしめて
煉獄杏寿郎
よくやった!!
とクソデカボイスで耳を痛めた。
家族や甘露寺さんにも合格の報告は済ませ、私はこれで正式に鬼殺の隊士となった。
おまけ
煉獄杏寿郎
このさつまいもを食べるといい!
煉獄杏寿郎
お祝いだ!!
佐々波桜華
え、いいのですか?
煉獄杏寿郎
もちろんだ!!
佐々波桜華
ありがとうございます!
佐々波桜華
いただきます!
煉獄杏寿郎
怪我はしているようだが、命に別状はなさそうだな!
煉獄杏寿郎
うむさすが俺の継子だ!
佐々波桜華
いえ…私含めて突破したのは5名にも至らないほどでした
佐々波桜華
仲間を助けられなかった
佐々波桜華
鬼殺隊は、人間を鬼から守らなければいけない組織なのに…
佐々波桜華
まだまだ不甲斐ないです
煉獄杏寿郎
君は生き残った
煉獄杏寿郎
これはすごいことだ
煉獄杏寿郎
まずは自分を褒めなさい
佐々波桜華
…!
煉獄杏寿郎
君はもっと食べた方がいい!
煉獄杏寿郎
力をより強くするためにはよく食べなければな!
これは煉獄さんなりの励ましだ
佐々波桜華
はい!!笑
私はずっとこの人の下で剣士をやっていたい いつの間にかそう思っていた







