ある別の世界。
核戦争により人間のほとんどが幻滅し今は東で暮らしている人間はいない。
核戦争で空は鼠色の雲に覆われ、空気は汚染し、汚染まみれの雨が毎日降っており、まともに暮らせなくなっていた。
崩れた世界に巨大な教会が経っており、数名の人間たちが暮らしていた。
北山宏光
北山宏光
宮田俊哉
二階堂高嗣
千賀健永
玉森裕太
大部屋には構成員が集まっており。
王座の椅子にはリーダーの北山が座っている。
北山は幹部の藤ヶ谷と横尾が全く帰ってこないことに苛立っていた。
バン!!
藤ヶ谷太輔
横尾渉
北山宏光
藤ヶ谷太輔
北山宏光
北山宏光
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷太輔
北山宏光
藤ヶ谷はキスマイの幹部。
運動神経は良く、異能は特殊系。
だがリーダーの北山には反発の態度を取っている。
北山宏光
横尾渉
北山宏光
横尾渉
同じ幹部の横尾も同様に北山に反発している。
だが横尾の場合は反発心を表に出さずに隠している。
藤ヶ谷と横尾は2人同じ気持ちを抱いているためかお互い相性が抜群でどんな任務でも常に2人で行動している。
任務が終われば必ず2人はホテルで泊まり一夜まで.....
ちなみにこの話は2人だけの秘密で誰も知らない。
北山宏光
北山宏光
北山宏光
二階堂高嗣
千賀健永
北山宏光
北山宏光
二階堂高嗣
千賀健永
暗殺専門の二階堂と千賀に北山は依頼する。
目黒蓮
目黒に襲う影が密かにせまっていた。
組織の戦いよりも過酷な戦いがあることを。
~3日後~
目黒蓮
森に囲まれた場所に一軒家が経っていた。
財団が襲撃され俺のファイナルを盗まれたことで今の家から離れた。
俺と康二のために敵が見つかりにくい場所に隠家を用意してくれた。
康二
目黒蓮
康二
目黒蓮
戦争で右目と右手を失った。
終息後は財団が義手を作ってもらい現在は義手で康二の世話をしている。
右目は傷が生々しく残ってしまったため前髪で隠している。
ちなみに康二のベビー道具も財団が用意してもらった。
目黒蓮
会長は襲撃され現在入院中。
幸い怪我は全部急所から外しているため命に別条はなかった。
それにしても組織は解散したのにどうして財団が狙われただろう.....
目黒蓮
部屋は広々としており康二の道具を沢山おけそう。
康二
目黒蓮
抱っこしてた康二を畳の上にゆっくりと降ろし。
楽しそうに畳の上でハイハイしている。
目黒蓮
俺も畳の上に座り、情報屋に財団のことを聞こうと思う。
組織以外に新たな敵が出て来たのか。
目黒蓮
お守り袋からオレンジ石を取り出す。
なぜ消滅したオレンジ石が蘇たか.....
前に情報屋がオレンジ石は織田信長が持ってたが明智光秀の裏切りでオレンジ石は消滅した。
しかし康二の先祖が本能寺の跡からオレンジ石を拾った。
オレンジ石を拾ったことで向井家は沢山狙われ、当主が死ぬ直前にオレンジ石に呪いをかけて死んだ。
これもオレンジ石の呪いなのか?
康二
目黒蓮
康二は俺を見て泣き出す。
康二
目黒蓮
康二は指を加えて何か言っている。
フッと時計を見たらいつもミルクをあげる時間が過ぎていた。
引っ越しの準備をしてたから康二にミルクをあげてなかった。
目黒蓮
親に捨てられた俺。
能力を身につけたことで皆から化け物と呼ばれた。
だけど前会長の滝沢さんから色々教えてくれた。
目黒蓮
滝沢さんがいなかったら俺は.....
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
その頃二階堂と千賀は目黒が前に住んでいた家の前にいた。
だが目黒と康二は暇に逃げていてため誰も住んでなく二階堂と千賀は驚ていた。
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
ジュウウウウウウウウウウ!!
二階堂は背中に担いでいる放射器で炎を放射し家を燃やす。
千賀健永
二階堂高嗣
千賀は二階堂の能力を止めるように言い。
二階堂は千賀の言葉で我を返り能力を止めた。
千賀健永
二階堂高嗣
攻撃系しか使えない二階堂と千賀は渋々と目黒の家を探すことになった。
目黒蓮
深澤辰哉
目黒蓮
深澤辰哉
家から少し離れた公園で副会長のふっかさんと話をしている。
康二
康二はベビーカーでぐっすり眠っている。
深澤辰哉
目黒蓮
ベビーカーで眠っている康二をふっかさんは見ていた。
深澤辰哉
目黒蓮
深澤辰哉
深澤辰哉
目黒蓮
深澤辰哉
深澤辰哉
財団を襲って俺のファイルを盗んだのは、康二とオレンジ石のこと書かれているから。
康二とオレンジ石が現れたからまた戦うことになるの。
康二
目黒蓮
この康二もオレンジ石に力を使えるはず。
オレンジ石を使ってしまったら.....
深澤辰哉
ふっかさんは小さなトランシーバーを俺に渡す。
深澤辰哉
目黒蓮
深澤辰哉
深澤辰哉
目黒蓮
かつて俺の相棒のラウールがいた。
俺とラウールは2人で康二を守り、組織と戦ってきた。
だが康二が組織に捕まってしまい俺が気絶している間にラウールは1人で組織のアジトに向かっていた。
だが道中にリーダーに出会ってしまいラウールは戦うことになってしまった。
俺はそのままラウールとさよならすることなくラウールは皆に希望を与え死んでしまった。
目黒蓮
これ以上誰も失いたくない。
会長、ラウール、藤井くん、康二のように.....
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
千賀健永
時刻は20時。
二階堂と千賀は公園のベンチでグタグタと疲れて座っていた。
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
まともに任務をやってないことでアジトに帰れない。
最近の北山は横尾と藤ヶ谷の件で怒っていることが多い。
そのため追跡が得意な横尾と玉森を連れて行くには難しい。
千賀健永
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
千賀は何か察知したようなで黙って感じていた。
二階堂はよくわかっておらず千賀を見ていた。
千賀健永
二階堂高嗣
千賀健永
千賀はオレンジ石の気配がわかった。
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂と千賀はオレンジ石の気配を辿って目黒たちがいる隠家にむかっていく。
目黒蓮
目黒蓮
康二
目黒蓮
俺が捨てられる前
母がこの歌をよく歌ってくれた。
母の子守唄はとても優しく心が落ち着いていた。
遠い遥かの記憶の中で.....
目黒蓮
9月になっても外は蒸し暑く風が漂っている。
もう少ししたら秋となる。
目黒蓮
なぜ康二とオレンジ石があそこにあっただろう。
何かがおかしい。
何かが.....
沢山の疑問が浮かび上がりなかなか寝付けない。
目黒蓮
目黒蓮
バキーーーーーーーーーン!!!!
目黒蓮
突然異様な気配がすぐに近くで察知し飛び起きた。
その瞬間家の壁が粉々と砕けられた。
二階堂高嗣
千賀健永
目黒蓮
壁の大きな穴の外に見知らぬ人たちが立っていた。
異様な気配、そして能力者の気配も感じる。
康二
目黒蓮
ギュッ!!
大きな音が響いたので康二は驚いて泣き出した。
俺は康二を抱きしめて彼らを見つめる。
二階堂高嗣
目黒蓮
千賀健永
千賀健永
ギュッ
千賀は芭蕉扇を片手に持ち出し。
千賀健永
ビュルルルルルルルルルルル!!
目黒蓮
ガン!!
千賀の能力で目黒は飛ばされ壁に激突する。
幸い康二は目黒に抱きしめられていたので怪我はしなかった。
目黒蓮
まさか能力者がまだいたの!?
だが今までの能力者の気配は明らかに違う!!
二階堂高嗣
目黒蓮
二階堂高嗣
ジュウウウウウウウウウウ!!!!
目黒蓮
このままだと焼き殺される!!
康二だけ怪我をさせなければ。
目黒蓮
バリーーーーーーーーーン!!!!
二階堂の放射器から流れ出す火から逃れるため。
家の窓を蹴り破り外へ避難する。
康二
目黒蓮
硝子の破片が手や足に突き刺さっている。
康二を守らないと!!
目黒蓮
バシンッ!!!!
千賀健永
二階堂高嗣
目黒蓮
義手で馬上鞭を持ち攻撃する。
二階堂高嗣
千賀健永
目黒蓮
彼らが財団を襲った犯人なのか!!
読心で彼らの心を読んであげる。
目黒蓮
心を集中しろ、相手の心を読めば康二を守りながら戦える。
二階堂高嗣
馬上鞭を持っている手を焼けば、赤ん坊を守りながら戦うことは無理よ。
ニカが放射器と俺の芭蕉扇のコンビプレイなら簡単に殺せるね。
目黒蓮
このタイミングで異能者を狙えればいいだな!!
思ったより任務は早く終わりそうだー
彼らは遠距離系で戦っている、じゃあタイミングをずらせば。
千賀健永
目黒蓮
バシンンンンンンンン!!
千賀健永
二階堂高嗣
目黒蓮
シュルルルルルルルルルルル!!
二階堂高嗣
目黒蓮
俺は一瞬隙で彼の持っている芭蕉扇の手を叩く。
もう1人の男性は驚き、この瞬間彼が持っていた放射器をこっちに奪った。
武器を無くせば上手く戦える。
千賀健永
二階堂高嗣
目黒蓮
俺が能力者だけしか知らないみたいだな。
俺の読心を知っていれば攻撃ができたはずなのに。
おかげで考えずに楽に戦える。
康二
目黒蓮
目黒蓮
義手で無ければもうちょっと上手く戦えたけど。
だがここは読心で上手く活用するべきだ。
二階堂高嗣
目黒蓮
千賀健永
二階堂高嗣
ボウ!!
目黒蓮
二階堂高嗣
ジュウウウウウウウウウウ!!
目黒蓮
二階堂高嗣
驚いた瞬間彼の手に着火してた炎が馬上鞭を燃やした。
しまった!!武器が!!
ばっ!!
千賀健永
二階堂高嗣
目黒蓮
攻撃が今さっきよりも早くなっている!!
彼の心を読むタイミングがない。
千賀健永
ビュルルルルルルルルルルル!!!!
目黒蓮
千賀は芭蕉扇で目黒と康二を高く遠くに飛ばした。
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
二階堂と千賀は康二のことで話。
北山が命令したことを思い出し焦りだす。
室龍太
室龍太
二階堂と千賀の木の上に室が見ていた。
そして室は遠くに飛ばされた目黒の所へ木の枝を飛びながら行く。
康二
目黒蓮
康二の泣き声で一気に目が覚めた。
康二は俺の中でずっと泣き続けていることに気が付いた。
目黒蓮
俺は草が生えている地面に倒れている。
ここはどこだ?
隠家が見えない。
目黒蓮
体が痛い.....飛ばされた衝撃で体を打撲したのか.....
二階堂高嗣
千賀健永
目黒蓮
俺の目の前に彼らが現れた。
すぐに康二と一緒に逃げなければ!!
カッチャ
二階堂高嗣
目黒蓮
俺の頭に放射器を突き付けられた。
今ここで逃げれてしまえば俺が死んでしまう。
康二
目黒蓮
千賀健永
二階堂高嗣
千賀健永
目黒蓮
ここで康二を彼らに渡すわけにはいかない。
でもどうすればいいんだ。
康二
目黒蓮
康二
目黒蓮
ずっと泣き続けている康二をただ抱きしめることしかできない。
チカチカ.....
千賀健永
チカチカ
二階堂高嗣
二階堂と千賀は目黒のポケットに入っている袋からオレンジ色に光っていることに気が付いた。
ドカーーーーーーーーーーーーーーン!!
千賀健永
二階堂高嗣
ガン!!!!
目黒蓮
突然二階堂と千賀は勢いで飛ばされ、木にぶつかった。
何!?今のはなんなの!?
目黒でも今の状況が理解できてなくて混乱してた。
二階堂高嗣
千賀健永
目黒蓮
チカチカ
目黒蓮
フッとあることを思い出しポケットからオレンジ石の入った袋を取り出す。
取り出してみるとオレンジ石が光輝いていることに気が付いた。
康二
目黒蓮
そうオレンジ石は主の感情によって力を発揮させる。
康二は強い感情によって2人を吹き飛ばした。
そう思えるのは間違いではない。
千賀健永
二階堂高嗣
二階堂と千賀はオレンジ石を見て驚いて見ていた。
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂高嗣
千賀健永
二階堂と千賀は2人同時に能力を発動させる。
ドビュルルルルルルルルルルルルルルルルル!!
ブッシャアアアアアアアアアア!!
目黒蓮
迫りくる風と炎に俺は身動きが取れなかった。
全ての動きが止まったと感じた。
死という恐怖すら感じれなかった。
康二を守れなかった.....
目黒蓮
体が全く痛くない。
一瞬俺は死んだと錯覚をした。
だけど呼吸音が聞こえる、足が地面に着いている、体の感覚がわかる。
俺は生きている。
だけどあの攻撃から避けられるはずがない。
俺は恐る恐る目を開いてみると.....
室龍太
目黒蓮
目の前にいたのは
組織のリーダーに殺されたはずの.....室さんが立っていた。
目黒蓮
あの日俺は室さんの体を触って脈が止まっていることを確認した。
とてもじゃないけどあの状態で生きていると思えなかった。
それなのにどうして室さんが目の前に立っているの。
二階堂高嗣
千賀健永
室龍太
目黒蓮
室龍太
千賀健永
ビュルルルルルルルルルルル!!!!
千賀はさっきよりもさらに強い強風を室に攻撃する。
目黒蓮
こんな強風じゃ室さんが危ない!!
室龍太
スッ.....
ピタ!!
目黒蓮
目黒蓮
室さんは片手を出し、強風を何もなかったように消し去った。
室龍太
二階堂高嗣
ゴオオオオオオオオオオオオオ!!
二階堂は放射器で大量の炎を室に向ける。
室龍太
シュウウウウウウウウウウウ!!
二階堂が放った炎さえも怪我の一つなく消し去る。
目黒蓮
室龍太
目黒蓮
室龍太
二階堂高嗣
千賀健永
バタン!!
二階堂と千賀はいきなり倒れてしまう。
そのまま2人は動くことはなかった。
目黒蓮
能力の気配は感じる気絶したのか。
目黒は驚ぎ過ぎて言葉が出てこなかった。
ただそこに眠っている彼らを見つめながら。
藤ヶ谷太輔
横尾渉
別の木の枝に藤ヶ谷と横尾は気絶してる二階堂と千賀を見ていた。
藤ヶ谷太輔
横尾渉
横尾渉
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷は目黒の能力はあっさり見破れていた。
藤ヶ谷太輔
横尾渉
横尾も目黒の能力をわかっていた。
藤ヶ谷太輔
藤ヶ谷は今後の展開を楽しみにしていた。
Kis-My-Ft2と室が現れたことで目黒の日常は変わっていた。
全ては康二を拾ったあの日から。
2章 完結
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