感動書きたくなったんで書きます( ˙꒳˙ ) ifストーリーです
私は当時、お世辞にも言えないほど 可愛くなかった。
さくり
顔は無表情。目はつり目。
好き嫌いがわからず、コミュニケーションもまともに取れない私に近づく人なんて居なかった。
だから、1人の親友に救われた。
吏空(りく)
この人は私の親友の吏空。
さくり
吏空(りく)
吏空(りく)
喋れた日にはこうやって 沢山褒めてくれる。
吏空(りく)
私の唯一無二の大切な存在だった。
吏空との出会いは 王宮が管理している孤児院の図書館。
ここの孤児院は一般的な孤児院とは違い、 親が仕事で忙しい時に子を預ける。
学童みたいなものだった。
その時もあまり喋れなかった。
吏空(りく)
さくり
さくり
吏空(りく)
お前は、。
さくり
吏空(りく)
よろしくな!
お母様
お母様
さくり
吏空(りく)
お母様
友達が、。
お母様
さくり
孤児院を出て、小学校で再開した。 そこから同じだからほぼ幼馴染みだ。
さくり
吏空(りく)
吏空(りく)
それは私が喋らないからだよ。
吏空(りく)
吏空(りく)
さくり
時にはこうからかわれるが 我ながらいい親友をもったと思っている。
さくり
がらがら
ふと、扉を開ける音がした。
先生
さくり
申し訳なさそうに先生を見つめる。
先生
先生は優しいな。
さくり
先生
紹介します。
さくり
この学校の制度にそんなのあったかな、。
先生
朔屡
結愛 朔屡 です
朔屡
よろしくお願いします
朔屡くんの自己紹介に拍手が起こる。
私も拍手はしていた。
先生
先生
さくり
なんで私なのか。 空いている席なんて他にもある。
まあいいか。と思っていたら 隣に朔屡くんが座った。
朔屡
さくり
座りながらお辞儀をする。
ミア
喋らないから
ミア
朔屡
さくり
どこかで…孤児院であった子、。かな。 覚えてない。
朔屡
ならなくない?
ミア
ミア
朔屡
朔屡
頑張って言葉を発そうとしているのに
朔屡
朔屡くんの言葉が心に響く。
嗚呼、この感じは はじめてできた友達の朔屡なんだな。
さくり
朔屡
無理して喋んないでいいよ?
さくり
朔屡
大変でしょ?
さくり
頷いてみせれば、
吏空(りく)
吏空が後ろから話しかけた。
朔屡
元気だった〜?
吏空(りく)
朔屡
ふたりが楽しそうに話しているのを 私は静かに聞いている。
こんな日々が続いて欲しかった。
ᴛᴏ ʙᴇ ᴄᴏɴᴛɪɴᴜᴇᴅ