郁斗ーイクトー
郁斗ーイクトー
涼雅ーリョウガー
郁斗の声で目を開いた。
昨夜の記憶を必死に遡る。
帰ってる途中郁斗に出会い、そのまま連れ去られるように電車へ乗った。
だとするとここは……。
涼雅ーリョウガー
郁斗ーイクトー
窓の向こうには、懐かしい街並みと真っ青な海がどこまでも広がっていた。
もう二度と見るものかと誓った風景が。
涼雅ーリョウガー
郁斗ーイクトー
涼雅ーリョウガー
郁斗ーイクトー
郁斗ーイクトー
涼雅ーリョウガー
涼雅ーリョウガー
郁斗ーイクトー
郁斗ーイクトー
郁斗の言葉通り、玄関の扉が勢いよく開く音がした。
???
やってきたのは1人の女性。
郁斗ーイクトー
郁斗ーイクトー
???
涼雅ーリョウガー
???
涼雅ーリョウガー
???
鈴花ースズカー
鈴花ースズカー
涼雅ーリョウガー
朧げな記憶がゆっくりと浮かんできた。
言われてみればこんな人もいたような気がする。
涼雅ーリョウガー
鈴花ースズカー
涼雅ーリョウガー
鈴花ースズカー
その名前を聞いた瞬間、喉が詰まった。
心臓が嫌な音を立てる。
郁斗ーイクトー
涼雅ーリョウガー
水篠小景 ーミズシノ コカゲー
10年前、忽然と姿を消したクラスメイトだ。
未だに行方不明のまま。
鈴花ースズカー
鈴花ースズカー
涼雅ーリョウガー
鈴花ースズカー
涼雅ーリョウガー
涼雅ーリョウガー
郁斗ーイクトー
郁斗ーイクトー
涼雅ーリョウガー
鈴花ースズカー
鈴花ースズカー
涼雅ーリョウガー
いつかはこのことについて向き合わなければいけないと、心のどこかで思っていた。
きっと今なのだろう。
今向き合わなければ、俺は一生目を逸らしたまま過ごしていくことになる。
涼雅ーリョウガー
鈴花ースズカー
涼雅ーリョウガー
俺はそう言いながら、遠くに見える海を睨んだ。
コメント
6件
「動き出した時間」 タイトルからもうかっけぇよ………… 涼雅くんと鈴花ちゃん、なぁんか似てる気がする でも目の色が違うから、兄妹とかでは無いのかな……
小月姐さん!!お久しぶりです!! すっげぇあたしのタイプどストライクな作品なのでワクワクしながら待ってますね💕︎