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人気アイドルと禁断の...

4 - 第4話 仕事中に呼ばれて

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2025年03月15日

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あれから特に何もなく、数日がすぎた。

○○は今日も雑用をこなしている。

○○

(あれから何もないな)

○○

(なんだったんだろうあれ...
夢...?)

○○

(あんなの現実なわけないもんね...
うん...)

あの時を思い出し、○○は顔が熱くなってくるのを感じる。

○○

だめだめ!

○○

仕事に集中しなきゃ

りん

ねぇねぇ○○ちゃん!

後ろから声をかけられ振り返ると、りんが笑顔で手を振りながらこちらへ走ってきているのが見える。

○○

りんくん...!?
お、お疲れ様です
どうしたんですか...?

○○

何かありましたか...?

りん

いや、そういうわけじゃないんだけど、ちょっと君と話したいことがあって

○○

話したいこと...?

りん

そう、ここじゃあれだから...
僕の控室に行こう

○○

え...?

りん

嫌...?

○○

い、嫌じゃないですけど...

りん

じゃあ決まりだね
行こうか

りんは○○の手を引き、控室へ入る。

○○

あ、あの...話ってなんですか...?

りん

話?話っていうのはね...

りんはそう言いながら、○○を壁へと追い詰めていく。

○○

え、ええと...あの...?

○○の背中が壁にぶつかり、りんを見上げるしかなくなる。

りん

話なんてないよ

りん

ただ君を...

りんさーん?ここですかー?

ノックの音とともにマネージャーが入ってくる。

りんは慌てて○○から離れる。

りん

はい
ここにいます

マネージャー

次の撮影まであまり時間がないので、すぐに準備してください。

りん

はい

マネージャー

そちらの方は?

○○

あ、スタッフです...

マネージャー

スタッフ?見たことない顔だけど...

○○

最近入ったばかりなので...

マネージャー

そうなんですね
でも、新人がどうしてここに?

○○

りんさんに呼ばれて...

マネージャー

りんさんに?

りん

この子がすごい頑張ってるから、僕が褒めてあげようと思って呼んだんです

マネージャー

そうですか。
まあとにかく次の予定まで時間がないので、りんさんは急いでください。

りん

はい

マネージャー

そしてスタッフさんは、ご自分の仕事に戻ってください。

○○

はい

○○

(あーびっくりした...)

○○

(今日は書類作業だけだから、早く終わらせて帰ろう...)

○○

(というか、りんくん何か言いかけてたみたいだけど、何を言おうとしてたんだろう?)

スタッフ

○○さん、少しお時間いいですか?

○○

は、はい!

スタッフ

仕事内容の変更についてなんですけど、りんさんが○○さんのことをすごく気に入っているようで...

○○

...!

スタッフ

それで、来週からはLarkの3人と直接関わる仕事を任せようと思っているのですが、大丈夫ですか?

○○

は、はい...!

スタッフ

良かったです。
では、来週からお願いしますね。

○○

はい!

○○

(え〜!そんなことってあるんだ...)

○○

(りんくんとさらに関われるなんて嬉しすぎる...!)

○○

(でも、直接関わるってことはそれだけ責任重大だよね、頑張らないと)

家に着く。

○○

来週からりんくんと...

○○

だめだ、こんな気持ちのままじゃ...

○○

でも...好きな人の近くで働けるんだもん
ドキドキして当たり前だよ

○○

顔赤くならないように気をつけなきゃ...

○○

あ、さきちゃんからメッセージだ

さき

バイトどう〜?

○○

いい感じだよ!

さき

良かった!

○○

それで実は、来週からLarkと直接関わる仕事を任されることになったんだよね

さき

え!?

さき

まじ??

○○

まじ

さき

でも○○ちゃんバイトじゃん

○○

いやそうなんだけど...

さき

うん

○○

なんかりんくんが私のこと気に入ってくれたみたいで...

さき

え...?

さき

それほんと?

○○

うん...
スタッフさんが言ってた

さき

え、そんなことあるんだね

○○

ね、私も今頭が追いついてないよ

さき

いいな〜
私もあおいくんに気に入られたい〜!

○○

もっと3人と仲良くなれたら、さきちゃんのことあおいくんに話そっか?

さき

まじで!?いいの!?

○○

いいよ!
でも、すぐには難しいから気長に待ってて

さき

もちろんだよ!!
あおいくんに私のこと話してくれるんだったら、いくらでも待つ!

○○

さきちゃんは、嫉妬とかしないの?

さき

嫉妬?

○○

うん、だって私があおいくんと仲良くなっちゃうかもしれないんだよ?

さき

あーそういうことね
確かに死ぬほど羨ましいけど、嫉妬はしないよ

○○

なんで?

さき

だって○○ちゃんはりんくん一筋じゃん

○○

確かに...

さき

でしょ?だから嫉妬しないかな

○○

そっかぁ...すごいね
私は誰にでも見境なく嫉妬しちゃうわ...

さき


○○ちゃんは嫉妬深いもんね笑

○○

そうなんだよ〜泣

○○

りんくんはなんで私のことが気に入ってるなんて言ったんだろう...?

○○

私のどこがいいのかな...

○○

聞きたい...

○○

でも勇気ない...

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