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猫又
兄さん
その他の皆は会議室でゆったりとした時間を過ごしていた
トントン
テラ
鬱
大先生が話を進める
テラ
テラ
テラ
オスマンは意味ありげに微笑む
何を話されるか分かったらしい
テラ
テラ
静かに微笑んでそう言った彼女の瞳は、紅色に揺れていた
オスマン
嘘だろ、分かってただろ
テラ
テラ
一度話し合いをしている
その目、気配、全てに置いて何処か可笑しかったから
グルッペン
グルッペン
オスマン
問題の事を問う
彼女は口を開き、低い声を発す
現代の奴が聞いたら動けなくなるぐらいの殺気で
テラ
テラ
テラ
テラ
テラ
テラ
テラ
人間って醜いよね
テラ
テラ
テラ
彼女の紅の唇が弓形になり、歪な笑みを浮かべる
何を勘違いしていたんだろうか
彼女はとっくに俺たちの仲間だ
人間に失望し、人間であることをやめる
そして、他人を好きになることに躊躇いがある
テラ
テラ
テラ
何時かの自分達を思い出させるような言動
グルッペン
グルッペン
俺が認めたことにより、皆が口を開く
シャオロン
チーノ
兄さん
トントン
エーミール
鬱
しんぺい神
オスマン
オスマン
ひとらんらん
ゾム
ロボロ
ショッピ
グルッペン
全員
流れるように息ぴったりな決め言葉が出てくる
そんな様子に少し笑いながらテラが言う
テラ
テラが軽く会釈する
そして、顔を上げるとその顔には 前までの優しい目はなく
鋭い目が静かに嗤っていた
グルッペン
テラ
美人なだけあり、迫力があるな
ゾム
テラ
兄さん
グルッペン
開眼したときのな
ひとらんらん
オスマン
エーミール
エーミール
グルッペン
各自誰かと話しながらや、言い合いをしながら部屋に戻っていく
俺はトントンに事情を聴かれながら
自室のベッドに寝転がる
グルッペン
今日は色々ありすぎて疲れた
そんなことを思いながら眠りに着く
カタン
そんな雨音に紛れた小さな物音で目が覚める
今は午前2時 この時間なら皆は寝ているはずだ
気配を殺して音の方へ行く
音の主は外にいた
それは雨の中静かに佇んでおり
儚い、陽炎のようだった
元々色が薄い彼女は今にも消えそうだ
テラ
テラ
そう言う、彼女は人間らしい綺麗すぎる笑みを浮かべる
グルッペン
気配が消えそうだった
もう、失いたくない
怖い
そう思って彼女を引き寄せた
テラ
グルッペン
子供のようだと、自分でも思う
テラ
グルッペン
少し落ち着き、返事をする
テラ
テラ
もう、失いたくない
怖い それで頭がいっぱいだったのだが
テラ
テラが優しく抱きかえしてくれる
こうすると、俺よりテラが少しだけ小さいのを改めて実感する
グルッペン
テラ
グルッペン
テラ
そう言いながらも抵抗はしない事に安心して、顔を埋める
グルッペン
震える声、情けないな
これしきで動揺するなんて
テラ
テラ
そう言った彼女はなにかを悟っていたんだろう
彼女は間違いなく我が身を投げ出すだろう
彼女からすれば、死んだはずの命なのだから
グルッペン
テラ
テラ
テラ
テラ
彼女が俺の頬をぬぐう
その言葉で、気づいた
涙なんてとっくに枯れていたはずなのに
俺の心が、また彩られた
猫又
luna
猫又
luna
猫又
luna
luna
バイルナ❗️