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2010年10月13日(水)
遂に一連の虐待事件を引き起こした井川かすみさんと
その夫である井川悟志さんの判決が言い渡された
前日の裁判にて
再度、事件のことを聞かれたかすみさんは
義母の存在についても問われ
最初は義母が生きていると思い込みたかったこと
後に心神喪失を装おうと思ったことなどを語った
井川かすみ
井川かすみ
井川かすみ
井川かすみ
井川かすみ
井川かすみ
井川かすみ
幼い頃から義母に冷たく当たられ
義母から酷い折檻を受けることもあったあすみさん
義母が亡くなりやっと苦しみから解放される
かすみさんは当初、そんなことを考えていた
だが、義母の葬儀が終わった後
言いようのない義母に対する怒りが込み上げてきて
その怒りの矛先をあすみさんに向けてしまった
必死に止めようとする静(じん)さんに腹が立ち
何とかして静さんを従わせる方法はないかと探っていた時
静さんのあすみさんに対する気持ちを利用することを思い付いた
あすみさん自身を人質に取り揺さぶりをかけると
静さんはあっさりとそれに従った
次第に静さんの中に芽生え始めた感情にも何となく気づいていたが
静さんが避妊具を使っていたことには気づかず
ずっとあすみさんの身体に欠陥があるのだと思い込んでいた
井川かすみ
井川かすみ
この頃になると
悟志さんとの夫婦の会話も殆どなくなり
必要最低限の家事を淡々とこなし
残りの時間をあすみさんへの攻撃に費やしていた
二人目を妊娠し
お腹の子が女の子だとわかった直後から悟志さんは冷たかった
何度も堕胎を迫ってきて
それを無視したかすみさんを酷く責め続けた
義妹の瑠美さんに階段から突き落とされ
子供を望めなくなったことを悟志さんは更に責め続け
産まれてきた赤子を何とかして排除しようとする義母と夫
既に夫婦関係は破綻していたのだが
他に頼れる身内や親戚がいなかったかすみさんは
必死に耐えて井川家に留まる以外の選択肢がなかった
トキ子さんの死後
怒りの矛先をあすみさんに向けるようになったかすみさんを
悟志さんは気にも止めず
むしろそのまま悪化することを望むようになった
井川悟志
そんな言葉を淡々と口にして
再び法廷内をざわつかせる
海辺裁判官
裁判官の問いにも動じることなく
井川悟志
井川悟志
井川悟志
それでも離婚をしなかったのは
ご近所の目や体裁を機にしてのこと
海辺裁判官
裁判官が静さんのことを訪ねても
井川悟志
井川悟志
悟志さんの表情が変わることはなかった
海辺裁判官
だがあすみさんの話になった途端
悟志さんは大きなため息と共に
井川悟志
露骨に嫌な顔をして裁判官を見つめた
井川悟志
井川悟志
井川悟志
そして最後に
悟志さんは恐ろしい言葉を口にする
井川悟志
悟志さんの言葉を聞いたかすみさんは
井川かすみ
井川かすみ
一筋の涙と共にそう呟いた