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二ツ木からのルール説明が終わり、なかば唐突に始まってしまったゲーム。
地雷原。
使用するのは一宮の所有する桃太郎、シンデレラ、金太郎、赤ずきんの4冊と、十日市が所有するジャックと豆の木の計5冊。
これらを一時的に二ツ木に預ける。
そして、二ツ木がストーリーをセット。
ただし、セットするストーリーはひとつではない。
ある絵本にはストーリーが4つ。
ある絵本にはストーリーが3つ。
あるいは、他の絵本にはストーリーが2つ……という具合に、セットされているストーリーが異なる。
正確にはストーリーの数がそれぞれの絵本に振り分けられる。
ストーリーが4つの絵本、3つの絵本、2つの絵本、1つの絵本、そしてストーリーが設定されていない絵本。
合計で5冊。
二ツ木
二ツ木
一宮
一宮
十日市
十日市
十日市
このゲームの肝となるは、ドボンとなる絵本が存在すること。
その絵本にはストーリーが一切仕掛けられていない。
先攻と後攻に分かれたら、まず先攻が絵本を選択。
二ツ木が設定していないであろうストーリーを口頭にて答える。
もし、そこで二ツ木の設定したストーリーを踏んでしまった場合は、その時点で踏んだほうの負けとなる。
また、一切ストーリーが仕掛けられていない絵本を選択しても、ドボンとなり負けとなる。
二ツ木のストーリーを回避できた場合はポイントとなり、後攻の番となる。
このポイントは単純に仕掛けてあるストーリーの数と比例する。
一宮
十日市
十日市
十日市
十日市は視線を二ツ木のほうへと移す。
二ツ木
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮
十日市
一宮
二ツ木
二ツ木
二ツ木
一宮
二ツ木
二ツ木
一宮
一宮
一宮
一宮
一宮