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優里
ねぇ
優里
本当にお義母さんの許可もらったの？
蒔生
当たり前だろ！
蒔生
いつまでうじうじ言ってんだよ！
優里
だって、信じられないもん。
優里
蒔生と結婚出来ること。
蒔生
俺の母さん看護師だし、絶対理解あるよ！
優里
そうかもしれないけど…
蒔生
そんなに心配なら直接連絡しよう！
蒔生さんが範子さんをトークルームに招待しました。
範子さんが参加しました。
範子
あら？2人ともどうしたの？
蒔生
優里が本当に結婚して良いのか不安だって。
優里
すいません、お義母さん💦
範子
不安になることなんてないわよ！
範子
私は優里さんが蒔生を選んでくれて嬉しいんだから！
優里
そう言ってくださって、ありがとうございます！
蒔生
そもそも、俺たちの結婚なのに、母さんの意見を優先するのもおかしくね？
優里
ごめんって笑
範子
蒔生ったら、良い歳して嫉妬するんじゃないわよ。
蒔生
嫉妬じゃねーよ！
範子
それより、何か話があったんじゃないの？
優里
あの、実は、父のことで…
範子
お父さん、残念だったわね。
優里
…はい。
蒔生
いやいや、死んだみたいなやり取りするなよ。
優里
蒔生は黙ってて！
蒔生
はい。
優里
正直、蒔生との生活を考えると、うちの近所は坂道ばかりで難しくて…。
優里
かと言って、蒔生の住んでる方に引っ越すとお見舞いに行くのは遠くなるので、どうしようか迷っていて。
範子
お父さんを私が勤務してる〇〇病院に転院出来れば良いのにね。
優里
そうなんですよー！
優里
そうすれば、私の実家と蒔生の実家の間になるので、楽なんですけど。
蒔生
とりあえず、病院に近いところでバリアフリーのマンション探してる。
範子
そう。
範子
私も医院長とかに相談してみるわ。
優里
ありがとうございます！
範子
因みに、お父さんの意識ははっきりしているの？
優里
はい！うまく喋れないですけど、言葉の意味は分かってるみたいです✨
範子
そう。なら、リバスタッチは使えないわね。
優里
リバスタッチ？
範子
あぁ、ごめんなさい。
範子
薬の名前よ。
蒔生
気は済んだか？
優里
うん、少し！
蒔生
少しかよ笑
範子
お父さん、早く良くなると良いわね。
優里
ありがとうございます！
優里
では、また改めて挨拶しに行きますね！
範子
待ってるわ。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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