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それは随分昔
あたし達が5歳の頃の話
いじめっ子
やーいやーい 泣き虫あおいー！
星翔 葵
うぅ…ふぇぇ…私のお花返してよ…
杉山 一花
やめなよ！その子嫌がってるでしょ！
いじめっ子
うわぁ！一花だ！怒ると怖いぞー逃げろー！
ﾀｯﾀｯﾀｯ…
星翔 葵
うぅ…ひっく…あり…ありがとう…
杉山 一花
いいっていいって
杉山 一花
気にしないで！
そう言って葵の頭を優しく撫でる
星翔 葵
あり…がと…
星翔 葵
あの…名前は…
杉山 一花
あたしの名前はすぎやまいちか！
杉山 一花
あなたの名前は？
星翔 葵
わ…私の名前は…
星翔 葵
せと…あおい…です…
杉山 一花
葵ちゃんって言うんだ！可愛い名前だね！
杉山 一花
これからよろしくね！
笑顔で葵に話しかける
星翔 葵
よろしくね…一花ちゃん
これが私達の出会い
そして始まり
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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