1週間の命へ〜6話〜

朝、目が覚めた

いつも通りのはずなのに……

何か違った

嫌な…予感がする

ｻﾞﾜｻﾞﾜ…

あいつが……休み？

何か……あんたんだろうか

いや…何も無いかも……

でも……あいつが

あの結斗が

学校をズル休みするなんて有り得ない

あいつに……会えるかもしれない

そう言ってあいつは

優しく、優しく

私の頭を撫でてくれた

ねぇ神様

私の生きる意味を……

私の好きな人を……

奪わないでよ……

……ううん

余命1週間の奴を

生きる意味にして

好きになった

私が悪い……

何も……出来ない、？

好きな人が死にゆく姿を

ただ……

見つめる……ことしか……

やっぱり。

私は。

だって。

だってさ。

私達は皆そう。

皆……

生きてるのが"当たり前"だから……。

あいつが旅立つまで、あと2日＿。

1週間の命へ〜6話〜 〜END〜

次回

結斗に会える最後の日

くだらない話も

あの笑顔も

あの声も

全部……

なくなってしまう

さよなら

私の

好きな人＿。

(๑σ∀σ)ฅ”しーゆー。