⚠️微BL
兄弟愛と恋愛の好き
蘭と竜胆の平和なお話
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
🍳
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 蘭
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
🍴
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
嬉しそうに俺の作った フレンチトーストを口に運ぶ兄貴を 見てるとまた溢れてくる
兄貴が好きだって気持ちが。
でも兄貴は俺の事弟としてしか 見てない
叶わないなら忘れようと 何度も考えて 何度も忘れようとした
だけどそんなことできるはずが なかったんだ
灰谷 蘭
ぼーっとしている俺を 心配そうに見つめる兄貴。
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
手探りで口に付いたフレンチトーストを 取ろうとすると
チュッ
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
兄貴の唇が多分フレンチトースト がついてたところに当たる
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
チュッ
また兄貴の唇が俺の唇と重なる
フレンチトーストで甘い様な気がした
少し長く重なった唇は そっと離れて行ってしまった
そんな事するから期待しちまうんだよ
灰谷 蘭
兄貴はこれでもかってぐらい あからさまににやけた これは照れてるんじゃない からかってるんだ
俺の顔は赤くなってないだろうか
そんな心配をする俺と裏腹に 兄貴はまた食べ途中のフレンチトーストを口に運ぶ
そんな姿を見ながら俺も フレンチトーストを口に運ぶ
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
何やら嬉しそうにいいから と言う兄貴の笑顔に また顔が赤くなった気がする
灰谷 蘭
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
食器を片すとルンルンで部屋に行く 兄貴はやっぱり可愛い
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
まるでデート前の女かってくらい 真剣に服を選ぶ自分に疑問を浮かべる
灰谷 竜胆
結局いつもと同じような服を手に取り サッと着る
髪を丁寧に整えていると 兄貴の部屋からいつものように 俺を呼ぶ声が聞こえる
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
慣れた手つきで長い髪を解かし、 丁寧に三つ編みを編んでいく
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
そんな事だろうと思っていたけど いざ当たると自分が怖い
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
楽しそうに他の人の話をしている 兄貴を見ていると心が痛くなる
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
十数分後、、
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
正直疲れていたから 早く帰るつもりだった
でも楽しそうに目を輝かす兄貴に 誘われたら疲れなんて無くなった
ついたのはアクセサリーショップだつた
灰谷 蘭
兄貴が手に取ったのは 妙オシャレなネックレスだった
女にでもあげるのかと思うと 無性に胸が痛くなる
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
っと言う兄貴の手には2つ 同じネックレスがあった
やっぱりどっかの女とつけるんだ
やっぱり女の方がいい兄貴 を見ていると溢れてくる この思いを押し殺して アクセサリーショップを後にする
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
ベンチに腰掛けると兄貴は さっきの袋に手を入れて ネックレスをひとつ取り出した
キラッと光るネックレスを 慣れた手つきで自分の首につける 兄貴を見てまた胸が苦しくなる
夕日に照らされて光るネックレスと 兄貴の横顔が綺麗すぎて ついつい見つめてしまった
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
心を見透かされたみたいで なんか悔しい気分になった
そんなことを思っていると兄貴は 再び袋に手を入れもう1つの ネックレスを取り出した
あげる女の話でもされるのか思うも 自然と顔が下を向いていた
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
俺が顔を上げると
兄貴は無言で俺に もう1つのネックレスをつけた
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
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灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
頭が真っ白になって 黙り込んでいると兄貴は話し出した
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
俺の口から出た"好き"は 自分でも驚くぐらい小さかった
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
ギュッ
お互いのネックレスが当たり 小さな音がたった
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
立とうとすると
スッ…
なんでだろう、 足に力が入らない
足どころか全体の力が抜けた
ずっと隠してた何かが無くなった 安心感からか、体が軽くなった気がするのに力が入らない
灰谷 竜胆
俺が立てずに困っていると兄貴の手が 足にあたる
そして気づくと兄貴の視線になっていた
灰谷 竜胆
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
灰谷 蘭
灰谷 竜胆
帰り道にふと顔を上げると 兄貴の顔が少し赤かったのは 俺だけの秘密だ
コメント
2件
めちゃくちゃいい! やばすぎる