俺には遥昔に離れ離れになった幼馴染がいた
名前は、、思い出せない、、
覚えているのは片方だけの金色の瞳
離れ離れになったのは
まだ俺が幼い夏休み。暑い日のことだった
十亀(幼少期)
???
十亀(幼少期)
???
そういった幼馴染をその時の俺は半ば強引に連れて行った
らむ
???
十亀(幼少期)
最初の方は順調だったんだ
あの時俺があんのことしなければ、、
十亀(幼少期)
???
俺は崖っぷちに生えた一本の木を指差していた
十亀(幼少期)
十亀(幼少期)
???
そこから俺は順調に木に登って虫をとった
小さいうちはやはり身軽だったのだろう
苦戦することなく登ったのを覚えている
???
十亀(幼少期)
ビュッ
その時強い風が吹ふいた
その風で俺の被っていた帽子が飛んでいったんだ
十亀(幼少期)
勢いで俺は足を滑らせた
下は見えるが相当高い壁
しかも子供が落ちたらひとたまりもないだろう
???
そう言って幼馴染は俺の手を引いた
次に目が覚めたのは病室
お父さんとお母さんが泣いて迎えてくれた
けどどこを見渡しても幼馴染の姿がなかった
母
父
十亀(幼少期)
十亀(幼少期)
父
母
母
父
十亀(幼少期)
父
十亀(幼少期)
十亀(幼少期)
父
父
俺は生きる希望を失った
生きている意味がなかった
もういっそ死んでしまうかと
そんな時扉越しにお母さんたちの話し声が聞こえた
母
父
母
父
母
母
父
その言葉聞いた瞬間真っ白だった俺の頭に彩りが戻った
そこで俺は中学生から一人暮らしを始めた
親は心配こそしていたが否定はしなかった
俺はあいつに会いにいく
こらは十亀条が幼馴染、
いやひとりの愛する人を探す物語だ
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