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みんなへ
まず、約20年間本当にありがとう!
なおきりさんが12枚の手紙を全部読んでくれたかな? あの12枚の手紙は僕からメンバー1人1人に宛てて書いたもので、 この13枚目の手紙は、メンバー全員に共通して書いたものです。
「てかさ~、みんなカラフルピーチって知ってる?」
「うん、知ってるよ!」
「だって、僕の家族なんだもん!」
そう!僕の家族はカラフルピーチ! みんな優しくて、面白くて、すっごくいい人達!
僕はみんなと暮らせて、本当に幸せだった。最高だった。 でも、やっぱり別れってあるんだな。 みんな、僕の部屋を見て衝撃を受けなかった?
だって、鍵は掛かってるし、鍵が開いたと思って僕の部屋を見たら、 僕の物があるんだもん!
特にシヴァさんはそう思ってるんじゃないかな? 「確かに、吏區の荷物を吏區の家まで送ったはずなのに!」ってね。
僕はたくさんの段ボールをシヴァさんの車で運んだよ! ちゃんと家まで! ふ~。
僕、みんなのことを上手く騙せてたかな?
なおきりさん?
いや~、誰も考えなかっただろうな。 こんなこと。
改めて言うと、ドッキリ大成功?なのかな? なおきりさん以外のみんなには意味不明だと思うから、 今、僕がいるところとか全部言うね。 しっかりこの手紙読んでてよ。よし、言うね! 僕が今いるところは、
たっつんさんの体の中
そして、あの段ボールの中身は空。 そしてそして、あの家は、シェアハウスする前のなおきりさんの家。 じゃあ、ちゃんと説明していくよ。
これは、僕となおきりさんで立てた計画だった。 たっつんさんがもう助からないって聞いて、本当に嫌だった。 僕は助けてもらったのに、僕は助けることができない。
すごくそれが、悔しかった。
そこで「心臓移植をすれば助かる」って言われた時、希望はあるって思った。 でも、誰も心臓はくれなかった。 だから、僕の心臓をあげようと思ったんだ。
みんなに言うのもなぁ~って思って、なおきりさんならって思って なおきりさんに相談したんだ。
やっぱ最初は、「ダメ」って言われたよ。 でも僕は色々と説得して、なおきりさんは賛成してくれた。
そこから、色々なおきりさんに手伝ってもらって みんなを騙してきたんだ。 みんな、ごめんね。嘘をついてて。
もう僕がみんなに会うことはないんだ。 ごめんね。 本当にごめんね。
でも、僕だって怖かったんだ。 たっつんさんが死ぬのも怖いし、僕が死ぬのも怖かった。
でもよく考えてみたらさ、僕の姿がなくても 僕はたっつんさんの体の中にずっといる。 逆に、たっつんさんが死んだら何も残らないんだって。
だから、僕は死んでもずっとたっつんさんの体の中にいることになる。 これだったらまだ、13人でいれるかもって。
たっつんさん、自分のこと責めないでよ。 僕が決めたことだから。
本当に幸せだった。 本当に楽しかった。
今までの思い出がなくなるのは、嫌だ。 だから僕、たくさん写真を撮ってきた。 少しでも僕の思い出が残るようにって思って。
みんなのおかげで、ここまで成長したんだよ。 僕ってすごくない?本当に...。
何か、長くなっちゃったね。 じゃあ、僕から最後言わせてくれない?
ふ~。
僕の人生を変えた僕のヒーローたち! みんなは僕の最強で最高な家族だよ! ずっとずっと、一緒だよ! みんな、今まで本当に本当にありがとう! みんな、
大好きだよ!
吏區より (なおきりさん、パスワードみんなに言ってね)
なおきり
るな
ヒロ
たっつん
なおきり
なおきり
なおきり
うり
たっつん
なおきり
じゃぱぱ
なおきり
628です
ゆあん
なおきり
もふ
どぬく
たっつん
うり
じゃぱぱ
吏區のスマホ(ロック画面)
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ーーー
ゆあん
たっつん
じゃぱぱ
628 ーーー
吏區のスマホ(ホーム画面)
たっつん
じゃぱぱ
のあ
たっつん
俺たちは、アルバムを見て色んな思い出がよみがえってきた
1つ1つの写真がすごく懐かしかった
たっつん
たっつん
ありがとう、みんな!
シヴァ
じゃぱぱ
えと
もふ
のあ
たっつん
俺らに会いに来たんだな
吏區
次回、最終回 バイバーイ