…何でだろう
ついさっきまで、ここに君が居たような気がしてしまう…
もしかしたら、アスターは此処に居るのかもしれない…!
私は、アスターを信じて海を走り回った────
居ない…居ない居ない居ない!
何処にも居ない、何処にも…
ずっと走り回っていたせいで、脚が痛く、もう動けない
最初の場所にふらつきながら戻ってくると、何かが砂に埋まっているのが見えた
カルミア
冷たい海に手を入れて、取り出してみると、それは────
カルミア
所々かすれて読めなくなっているが、大体は分かる…
ここにはアスターが書いた物語が書いてあった。
カルミア
カルミア
最後のページには、私の見た事がない文章が描き綴られていた。
この文章を見て確信した。 アスターはもうこの世には居ないと
ボロボロと涙が私の目から零れ落ちる。
フラフラと海へ近付いた。
夕焼けに照らされた海は、いつもより綺麗だった。
カルミア
カルミア
カルミア
カルミア
ドボンッ
冷たい…
……貴方が頭から離れない。
好きよ、アスター…
コメント
2件
カサミネ さんへ そうですね、カルミアはアスターの事が大切なので、死んだという事実に耐えきれず、後を追ったんでしょうね。 コメントありがとうございます💬
カルミアはアスターの後を追ってしまったんですね… 海には、何の思い出があったんでしょうか🤔