/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
花恋
好きだったよ、私も
花恋
中学の時
花恋
凛世は、私が初めて好きになった人だよ
凛世(りんせ)
なんだよそれ……
花恋
あの頃の私には、何故か凛世が格好良く見えたの
花恋
授業中も休み時間もずっと凛世ばっか見てた(苦笑)
凛世(りんせ)
いいよ、そういうジョークは
花恋
マジだもん
花恋
少なくとも、あの頃は
凛世(りんせ)
過去形かよ
花恋
凛世は、私とは別の高校に行くのかと思ってたから
花恋
凛世、わりと頭いいし、スポーツもできるから
花恋
もっと偏差値高い所に行って勉強するのかなって
花恋
だから…諦めた
花恋
それなのに、凛世こんな私立高入っちゃってさ
花恋
訳わかんなかったよ……
凛世(りんせ)
それは、、、花恋と行きたかったから
凛世(りんせ)
他は、考えられなかった
花恋
花恋
馬鹿だね
凛世(りんせ)
凛世(りんせ)
知ってるよ
花恋
．．．
凛世(りんせ)
．．．
花恋
もうやめよ、この話。忘れて
花恋
あの頃は本気でも、多分、
花恋
初めての感情に浮かれてただけだと思う
花恋
今考えれば、おかしな話だね…(苦笑)
凛世(りんせ)
凛世(りんせ)
無理。忘れない
凛世(りんせ)
忘れられるかよ
凛世(りんせ)
好きな人からそんな風に言われて
凛世(りんせ)
忘れろって言う方が勝手だ
花恋
そんなの、、、困るよ
凛世(りんせ)
…………俺は好きだし。花恋のこと、今でも
凛世(りんせ)
好きになったのは、しょうがないじゃんか。
ずっと前から特別な存在だった。
ずっと前から特別な存在だった。
凛世(りんせ)
いいかげん気づいてくれよ…。
凛世(りんせ)
花恋にその気はなくても──
花恋
──好きだよっ
花恋
私だって好きだ、バカ！
花恋
過去形なんかじゃないよ。現在進行形だよ……。
凛世(りんせ)
花恋……
凛世(りんせ)
ずっとこのまま傍にいたい。
花恋
傍にいて欲しい。
凛世(りんせ)
うん
凛世(りんせ)
．．．
花恋
花恋
私、今から、凛世の彼女？
凛世(りんせ)
……駄目？
花恋
駄目じゃ、ない
凛世は花恋を強く抱き締め．．．
大切なものに触れるように、 そっと優しく口付けをした．．．。
離れることを惜しむような、啄むような、
長いキス．．．。
凛世(りんせ)
花恋が好きです
花恋
(///ω///)
花恋
私も、、、大好き＊.｡.:*
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
