コメント
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うぉおおおおおおお!!!!! うぉおおおおおおお!!!!! 面白くなって参りました!!! 音楽への解釈もとても好きです!!!
肝試しなら、凛久さんや桔梗たちに連れられて、何度か行ったことがある。
でも、「コレ」は、
…なんだか、訳が違う。
…なんだろう?
何か、大事なモノに、引かれているような─
ホノカ
コトハ
ミナミ
カナウ
ヒスイ
ヒスイ
コトハ
コトハ
ホノカ
ホノカ
ミナミ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ミナミ
カナウ
カナウ
ミナミ
コトハ
ホノカ
ホノカ
ミナミ
コトハ
ミナミ
コトハ
ホノカ
ミナミ
私たちは、峯岸さん持参の懐中電灯の光を頼りに、1つ目の七不思議の所へ向かった。
ホノカ
ミナミ
ヒスイ
ヒスイ
音楽室に心霊現象が起きやすいのには諸説あるが、
凛久さんが言っていたのは、
リク
リク
リク
リク
リク
リク
…という理由。
ヒスイ
コトハ
ホノカ
ホノカ
七不思議その1、
音楽室のピアノを弾くと、何処からか、御札が落ちてくる。
ミナミ
コトハ
コトハ
ミナミ
カナウ
カナウ
ミナミ
ミナミ
カナウ
ヒスイ
ホノカ
ホノカ
コトハ
ヒスイ
ヒスイ
コトハ
琴葉が、置いてあるグランドピアノに近づき、蓋を開けた。
そして、椅子に座る。
コトハ
ホノカ
ミナミ
コトハ
コトハ
♪〜♪〜♪〜
ヒスイ
一瞬で、場が凍りついた。
琴葉が本当に弾けることに驚いた訳ではない。
─驚くほど、
琴葉が不気味な曲を奏で始めたからだ。
ヒスイ
─バンッ
近づいた翡翠が、琴葉の背中を叩いた。
コトハ
一瞬意識が飛びそうになった琴葉は、少し経ってから正気を取り戻した。
コトハ
ヒスイ
ヒスイ
コトハ
コトハ
コトハ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ホッとした翡翠が、ふと鍵盤の方を見ると─
ヒスイ
カナウ
ヒスイ
ヒスイ
びっくりして、呼ばれた叶羽の方を見る。
そして、ハッと我に返り、もう一度鍵盤を見た。
─血の跡は消えていた。
ヒスイ
コトハ
コトハ
コトハ
ヒスイ
ヒスイ
コトハ
コトハ
疑問に思いながら、琴葉は翡翠に、 自分の掌を見せた。
もちろん、何も無い。
傷1つ無い、綺麗な手が翡翠の前に差し出される。
ヒスイ
─傷1つ、無い?
ヒスイ
見間違えなんかじゃない、
でも、じゃあ…?
ピアノを弾く前、琴葉には、
コトハ
特徴である関西訛りがなかった。
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
ヒスイ
この場の誰でもない「ナニカ」が、
今、確かに存在したという事。
ホノカ
ホノカ
ヒスイ
ホノカ
ヒスイ
コトハ
コトハ
カナウ
カナウ
ミナミ
ミナミ
ミナミ
震える心海の手が掴んでいるのは、
─御札だった。