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薄暗い護送車の中で一人、浩二は考え事をしていた
浩二
カーテンで光は遮らている。おまけに外の景色は見えない
自分が今どこにいるかわからないまま車は走り続けた
しばらくするといきなり、車が停車した
護送車の外から声がする
警官
光で目が開けられない。どうやら目的地に着いたようだ
浩二
警官
知らない間に山奥に来ていた
そして、目の前には木製の小屋が2軒建っている
警官
浩二
警官
警官
警官
警官
警官が背中を押したせいで、浩二は玄関でつまずいた。
玄関の段差は高かった
小屋の主
玄関で待ち受けていたのは、人相の悪い若い男性。どうやらこの小屋の主をしている様だ。筋肉質で体格のいい図体に左腕の龍の刺青…
浩二
警官
浩二
警官
小屋の主
浩二
警官
小屋の主
警官
警官
小屋の主
浩二
警官
小屋の主
警官がいなくなると、正成は浩二の手から手錠を外した。
小屋の主
玄関のすぐそばにある階段を登り2階へ上がった
2階には大きな部屋が1つあるだけで他には何もない。
小屋の主
畳と、押入れしかない殺風景な部屋に浩二と同い年ぐらいの3人の少年が座っていた。
小屋の主
正成は浩二の頭をポンポンと触りながら言った
小屋の主
小屋の主
浩二
小屋の主
浩二
小屋の主
小屋の主
小屋の主
正成は部屋に鍵をかけ階段を降りていった
3人とも暗い顔をしていて、何も喋らない
気まずくなった浩二は喋りかけた
浩二
返事は返ってこない
浩二
特殊刑って言葉をだしたからか、3人が震え始めた
浩二
A
Aは怯えた口調で特殊刑について語り始めた
一体どんな刑なのか?
続く