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「貴方の声に触れていたくて」
看護師
病室のドアが軽くノックされた。
看護師
看護師
金野優輝
金野優輝
看護師
看護師
金野優輝
看護師
看護師
看護師
金野優輝
看護師
金野優輝
事故に遭ってから、ずっとこんな調子だ。
今まですぐに効果の出ないものをやる意味がわからなかったから、
ずっと断ってきたけど、
罪悪感から完全に目を背けることはできなかった。
俺がひどい態度であるにも関わらず毎日声をかけてくれる看護師、
回復に向けて確実に前進し続けている同室の患者。
彼らを見ていた俺は自分に段々と嫌気が差していた。
そこにタイミングよく例の看護師が現れ、とうとう断りきれなくなった。
金野優輝
看護師
俺はスマホをベッドサイドテーブルに置き、されるがままにリハビリ室へと向かった。
そこには俺を含めて五人ほどの患者がいた。
見覚えのない人間の登場に全員が俺の方を向き、しかしすぐに自分のするべきことに戻っていった。
一人の少年を除いて。
少年
少年
母親
母親
金野優輝
その時俺は、二週間ほど医者や看護師以外の人とまともな会話をしていないことに気がついた。
金野優輝
金野優輝
金野優輝
母親
金野優輝
看護師
金野優輝
俺は看護師と親子に小さく頭を下げ、少年に空いている椅子をすすめた。
少年
金野優輝
金野優輝
金野優輝
少年
少年
少年
れい
金野優輝
金野優輝
金野優輝
少年
母親
母親
れい
れい
金野優輝
金野優輝
看護師
看護師
金野優輝
金野優輝
れい
母親
金野優輝
リハビリは想像の何倍もきつかった。
でも、一区切りついたらまたれいと話せると思うと、
それだけで原動力は充分だった。
医師
医師
医師
医師
金野優輝
れい
看護師が車椅子の準備を始める間もなく、れいが駆け寄ってきた。
母親
れい
金野優輝
金野優輝
れいは濁りのない瞳で俺をまっすぐに見つめた。
俺はなぜか目をそらしたくなったが、
なんとか踏みとどまった。
金野優輝
金野優輝
れい
金野優輝
金野優輝
金野優輝
れい
れい
金野優輝
金野優輝
金野優輝
母親
母親
れい
母親
母親
金野優輝
れい
金野優輝
金野優輝
金野優輝
れいから母親へと視線を移す。
すると彼女は少し顔をそらした。
母親
母親
母親
金野優輝
金野優輝
母親
母親
俺はその日、病室に帰ってからもずっとれいのことについて考えていた。
金野優輝
金野優輝
金野優輝
看護師
看護師
金野優輝
看護師
看護師
金野優輝
看護師
看護師
看護師
それは寝るまでの間も同じだった。
翌日、リハビリ室にはれいが母親と一緒にいた。
母親
母親
母親
母親
金野優輝
その絵は、小学生らしく少々拙いタッチで描かれていた。
たくさんの泡に囲まれ、イルカのような生物を幸せそうに撫でている人魚。
髪は深い青色で、顎の辺りで短く切り揃えられていた。
金野優輝
母親
金野優輝
母親
母親
母親
金野優輝
母親
母親
金野優輝
その時の俺は大して、絵を気に留めなかった。
留めようともしなかった。