凶悪殺人鬼　〜真実に辿り着くまで〜

僕はただ普通の生活をしていた 一般人だった

でも、あの日全ての歯車が狂った

弟が行方不明になったあの日から

僕は普通から外れてしまったんだ

ある日

いつも僕より早く帰ってきている弟が

その日はまだ帰っていないらしかった

不思議に思いつつも

もう中学生だしそれくらい 普通だろうと思っていた

でも

弟は帰ってこなかった

ガチャ🚪

父が帰ってきてからも弟は 家に帰ってこなかった

その後警察に捜索願を出し

弟は何者かに誘拐されたことが 分かった

もしかしたら学校にいるんじゃないか

そんな淡い期待をしていた

朝から弟の中学を尋ねたが見てないと言われ返された

弟が行方不明になって

僕の家族はどんどん壊れていった

母は毎日、狂ったように泣き

父も心を閉ざすようになった

そんな事が続くこと2ヶ月

警察からは何ひとつ 情報が出ることはなかった

そんなある日

うちに警察が来た

母は喜び目を潤ませていた

父も喜ぶ横で

僕はなんだか胸騒ぎがした

僕は警察から良い報告が聞けるとは 思っていなかった。

でも、まさかあんなことを 言われるなんてｯ

ガチャ🚪

この刑事は衝撃の言葉を口にした

捜査が打ち切り ？

俺の心にヒビが入った音がした

もう一度探してくれたっていいじゃないかｯ…

翌日

家の違和感に気づき 僕は急いで下に降りた

リビングには首を吊り変わり果てた 母の姿があった

母親も失い、弟も失った

僕は父親を精神科に入れ

母の葬儀を1人で済ませた。

僕を置いてっちゃうの、？

父は精神科に入院後病院内で 自殺したそうだ…

なんで、なんでこうなったんだろう。

僕がぼーっとテレビを見ていると

弟が見つかったのは 僕が何もかも失ったあとだった

僕は警察の胸ぐらを掴み殴りかかった

後輩の人に止められ、僕は外に出された

僕は納得いかなかった

1人で全部を調べ尽くした

調べるうちに僕はとあることに 気づいてしまった

僕は小さい箱に入った弟を抱きしめ

僕は鬼になることを決めた。

こいつは使えないなぁ。

味わえ ｯｯｯ!!

凶悪殺人鬼でしょ笑