中二の3月頃
夏妃(ナツヒ)
ナナレだけには教えてあげる!
ナナレ
なぜにあたし…?
ナナレ
というか何を?
夏妃(ナツヒ)
私ね!ふふーん!♪
夏妃(ナツヒ)
彼氏できたの
ナナレ
あ、うん、おめでと(棒)
夏妃(ナツヒ)
違うのー!別に自慢してるって訳じゃないのー!!
ナナレ
予想はしてたからねw
ナナレ
そんで相手はやっぱ奏太くんですかぁ〜?
夏妃(ナツヒ)
まさか!私の心を読めるようになるなんて!!
ナナレ
たまーに一緒にいるところを見かけるからね〜
ナナレ
でもなんであたしに?
夏妃(ナツヒ)
まだ奏太と付き合ったこと、誰にも教えてないから
夏妃(ナツヒ)
それに!ナナレは友達同士の秘密を嫌でも口外しなさそうだし!
ナナレ
毎日眠いからね(*´Oゞふぁ~(あくび)
夏妃(ナツヒ)
ナナレも好きな人いないのー?
ナナレ
あたし異性になんも興味とかないんだよねー
夏妃(ナツヒ)
親しい男友達とかは?
ナナレ
親しいって言っても
あたしはそやつらを
あたしはそやつらを
ナナレ
『男』として見てないからね
夏妃(ナツヒ)
さすがワイルドナナレ……
ナナレ
褒め言葉?
夏妃(ナツヒ)
いやなんでもない!w
奏太(カナタ)
話しは済んだか?
ナナレ
おー奏太、いたのか
夏妃(ナツヒ)
せっかくだから3人で帰ろーよ!
奏太(カナタ)
賛成!
ナナレ
んで〜いつ結婚するんだ?
奏太(カナタ)
なっ!///
夏妃(ナツヒ)
それは…///
ナナレ
なーに照れてやがるw
ナナレ
二人ともかーわいい!w
奏太(カナタ)
からかうなよ!w
夏妃(ナツヒ)
あ!子猫だ!
奏太(カナタ)
こんなとこに黒猫?
夏妃(ナツヒ)
捨て猫っぽいね……
ナナレ
んじゃ、飼うか
奏太(カナタ)
お前本当にキッパリ言えるな
夏妃(ナツヒ)
飼いたいけど……
ナナレ
あたしは飼えないよ
奏太(カナタ)
お前なんで自分の言葉に責任持てないんだ!?w
黒猫
にゃ〜
黒猫が箱から飛び出して走っていった
夏妃(ナツヒ)
追いかけてくる!
奏太(カナタ)
俺も!
ナナレ
はいはい〜
夏妃(ナツヒ)
わー!あんなところに!
ナナレ
なんであんな川に落ちそうなところに行くんだ!?
奏太(カナタ)
なんか助ける方法ないのか?
夏妃(ナツヒ)
ナナレ、カバン持ってて
ナナレ
え?ちょ、夏妃!?
夏妃は手すりに捕まりながら黒猫のところに向かう
奏太(カナタ)
あー!もう!
奏太(カナタ)
見てらんね!
奏太(カナタ)
ナナレ!俺のカバンもよろ!
ナナレ
コイツっ!(・-・ꐦ)
夏妃(ナツヒ)
怖くない怖くない…!
奏太(カナタ)
ったく!
黒猫
にゃー!
急に黒猫が飛び出してナナレの肩に 乗った
夏妃(ナツヒ)
きゃーっ!
奏太(カナタ)
夏妃!!俺の手を絶対に離すんじゃねぇ!!
夏妃(ナツヒ)
私が死んでも…幸せになれる……?
奏太(カナタ)
何言ってんだよ…!なれるわけねぇだろ…!
夏妃(ナツヒ)
奏太は本当に優しいね……
ナナレ
……
黒猫
……
ザッブーン!!
夏妃(ナツヒ)
!!
奏太(カナタ)
!!
ナナレ
ったく……
夏妃(ナツヒ)
お恥ずかしいw
奏太(カナタ)
あはは笑
ナナレ
あははじゃねぇよ!
ナナレ
男見せろやコラ!!
黒猫
にゃ〜!
さいわい、ナナレが私と奏太の腕を引いて隣町まで流れ着いた
この黒猫ちゃんはずっとナナレの 頭の上に乗ってた:( ;´꒳`;)
夏妃(ナツヒ)
ナナレ、本当に大丈夫??
ナナレ
それはこの隣町から自宅まで返してから聞いてくれ……
黒猫
にゃ〜
奏太(カナタ)
元はと言えばこの黒猫…
黒猫
ฅ(`ꈊ´ฅ)シャー!!
奏太(カナタ)
わっ!!
夏妃(ナツヒ)
奏太の家は飼えないの?
奏太(カナタ)
うーん、あ!そうだ!
奏太(カナタ)
ここに秘密基地を作って
この黒猫を育てようぜ!
この黒猫を育てようぜ!
夏妃(ナツヒ)
でも、いいのかな?
ナナレ
じゃ、早速作るか
夏妃(ナツヒ)
今!?
ナナレ
うん
奏太(カナタ)
今!?
ナナレ
今だっつてんだろ!w
ナナレは昔から何かを作るのが好きで パッと思ったことを パッと作れちゃう!
夏妃(ナツヒ)
(なんとか帰ってこられた!)
ママ
夏妃お帰り!遅かったね
夏妃(ナツヒ)
あー、先生に分からないところを教えて貰ってたの!
ママ
なら良かった!ε-(´∀`*)ホッ