ある休日。
俺が午前の家事を終えてゆっくりしていると、 涼太が話しかけていた。
涼太
辰哉
涼太
涼太はちょっともじもじして、 俺の耳を指してきた
涼太
辰哉
俺はしゃがんで、涼太が耳元で話せるようにした
涼太
涼太
辰哉
辰哉
涼太は兄弟思いのいい子だな…
みんなリビングでだらだらしてるから、 話を聞かれないように部屋の隅へ移動する
辰哉
涼太
涼太は頭をひねって考えこんだ末、
涼太
と答えた
どうやら"さぷらいず"という言葉を覚えたから 使ってみたかったらしい
辰哉
辰哉
辰哉
涼太
辰哉
涼太
涼太の目のきらめきが増す
何かを作る経験したことないから、嬉しいんだろう
涼太
辰哉
涼太
辰哉
涼太
涼太
辰哉
辰哉
辰哉
涼太
涼太
辰哉
辰哉
照
辰哉
辰哉
照
辰哉
涼太
翔太
涼太
翔太
涼太
翔太
涼太
翔太
あちゃあ、翔太ぐずりだしちゃった
どうしよう…
ひかるも困った目でこっちを見てる
翔太
涼太
翔太
辰哉
そう言って翔太を引き離そうとすると、
涼太が翔太の耳元で、なにかしゃべった
それを聞いて、翔太の顔が一気に明るくなる
翔太
涼太
翔太
翔太
涼太
辰哉
涼太の一言は 翔太に効果抜群だったようだ
辰哉
涼太
お昼過ぎ。
材料をしっかり揃えた俺たちは、 お菓子作りに取りかかろうとしていた。
照
照
照
ひかるが上手いこと二階へ誘導してくれた
おかげでこっそりお菓子を作れる
辰哉
照
辰哉
照
多少ふてくされてひかるも上へ行った
涼太
辰哉
辰哉
そこから俺たちは、 レシピを見ながらマフィンを作った
涼太は色々な材料をいれて、 ときどき俺と交代しながら一生懸命混ぜた
びっくりしたのが、 信じられないくらいてきぱきしてたこと
正直俺いらなかった笑
でも、なんと言っても卵割りがすごかった
辰哉
と卵を渡した。
涼太は卵を割るのを見るのが好きだったから もしかしたらできるかな?と思って
涼太
涼太
いきなりできちゃったの笑
才能の塊だよね
そして今は、生地に混ぜるものを考え中
涼太
辰哉
辰哉
辰哉
涼太
辰哉
辰哉
涼太
涼太
辰哉
辰哉
辰哉
そうして、みんなに食べさせるマフィンの味を 2人で決めていった
生地を入れた型をオーブンに入れて、
マフィンを焼き始める。
辰哉
涼太
しばらくすると 甘いおいしそうなにおいが 辺りに広がる
おやつの時間までもう少し。
お腹減ってきちゃった笑
辰哉
涼太
涼太はじっとオーブンの中に見入っている。
俺も一緒にマフィンが焼けるのを眺めていると…
照
辰哉
突如、俺の旦那が背後に現れた
辰哉
辰哉
大介
蓮
蓮
翔太
翔太
涼太
翔太
亮平
らう
康二
康二
らう
結局全員でキッチンに待機
数分経って、オーブンを開ける
翔太
大介
亮平
辰哉
辰哉
焼きあがったマフィンからは ほんわりと湯気があがっている。
らう
康二
蓮
蓮と康二がマフィンに手を伸ばす
すると、それを涼太が庇うようにして立った
涼太
翔太
蓮
翔太
大介
蓮
照
照
蓮
翔太
涼太
蓮は謝ったのに、 当の本人翔太は全く気にしていない様子だった
蓮はぽかんとしていて 見てるこっちが虚しくなる
蓮
康二
大介
辰哉
辰哉
大きなお皿の上には、 チョコチップマフィンをはじめとする たくさんの種類のマフィンが並べられている
照
ひかる、、目の輝きが半端ないのよ
康二
大介
亮平
涼太
辰哉
辰哉
蓮
翔太
蓮
それぞれ好きなマフィンをとって、食べ始める
大介
亮平
蓮
康二
らう
翔太
涼太
賞賛の声が飛び交う。
涼太の初めてのお菓子作りは大成功で、
また作って!とリピーターが続出しましたとさ笑
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
3件
最高です!