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幼なじみってくっつくと思ってた

第1話 - 幼なじみってくっつくと思ってた

2019年06月01日

#恋愛

チョビ

姫茄

高貴ー。

高貴

なんだよ。こんな時間に

姫茄

あ、起きてたの？

高貴

まあな。見たいアニメ徹夜で見ようと思ってたから。

姫茄

ふーん🙁

高貴

興味無さそうだな。

姫茄

まあねー。どーせ、アイドル活動物語的なのでしょ😑

高貴

ちげえよ。戦闘物だよ。

姫茄

あっそー。

高貴

ったく。で、なんの用？

姫茄

実はさ、

高貴

おう。

姫茄

最近気になる子出来てさ！

高貴

え、だれ？

姫茄

んー？誰やと思う？

高貴

クラスは？

姫茄

C組！

高貴

(俺じゃない...か。俺は姫茄と同じB組だからな。)

高貴

あー、えっとねー。

姫茄

うん。

高貴

下田藍斗？

姫茄

ちがう。あの子同じクラスの橋川ゆんなちゃんと付き合ってるらしいよ。

高貴

まじ？で、だれなの？

姫茄

正解は、栗山秀太君！

高貴

あー、あの爽やか男子か。

姫茄

そうそう！可愛いよね😘

高貴

あぁ。だな🙂

姫茄

眠くなってきたから寝よう！

姫茄

おやすみ😪

高貴

うん。おやすみ

次の日

秀太

あ、高貴くーん。

高貴

なんだよ。

秀太

このプリント、部活のやつだから！

高貴

持ってけと？

秀太

そうだよ。姫茄ちゃんに届けといて！

高貴

お前が行けよ。

秀太

俺ー？まあ、いいや。

高貴

よろしくな。

秀太

姫茄ちゃーん！

姫茄

しゅう、た先輩？！

姫茄

な、な、なあんですか！！！

秀太

ひ、なちゃんw

秀太

びっくりし過ぎーw

姫茄

へへへ😂

高貴

！！！

高貴

(俺と姫茄よりも、あの二人の方がお似合いに見えるから、俺はもう手出ししないようにしようかな。)

姫茄

あ、プリント！ありがとうございます。( ˙꒳˙ )

姫茄

あ、高貴ー。

姫茄

高貴

ちょっとそんなに早く走ると、、、

秀太

姫茄ちゃん！危ないよ！

秀太

そこ段差！

姫茄

あっ。

がっ

姫茄

いてててて...

高貴

大丈夫か？

秀太

保健室いこう。

姫茄

大丈夫だよ。これぐらい！

秀太

そう？

高貴

痩せ我慢はやめとけよ。

姫茄

違うし...！

秀太

よっと！

姫茄

ひゃあ！！！

姫茄

(お姫様抱っこなんてされたことないよ...///)

？

しゅうたくぅーん！

秀太

誰お前。

わのみ

わのみだよぉ！おぼえてないの？ひどいなぁー！

わのみ

誰その女。

姫茄

ひいっ！

わのみ

お前ごときが秀太くんのこと取れるわけないからな？

姫茄

取る気ないから。

わのみ

あっそー。

秀太

なんだったんだよあいつ...😡

姫茄

あの...。

秀太

なにっ？

姫茄

この体制恥ずかしいです...😖😅(⸝⸝o̴̶̷᷄ ·̭ o̴̶̷̥᷅⸝⸝)

秀太

じゃあ、早く保健室行かなきゃねー！

姫茄

先輩足速すぎて怖いー!!!

保健室

秀太

姫茄

先生居ないのか。

秀太

じゃあ、俺が手当てするよ！

姫茄

えええ！大丈夫ですか？！

秀太

任しとけって！

姫茄

じゃあ、お願いします🙇‍♂️

秀太

シップ貼るよ。

姫茄

はい。

高貴

お前らー。

姫茄

高貴？！

高貴

俺、保険専門学入れる程の知恵、持ってるぞ？

姫茄

じゃあ、高貴やってー！よろしくー。

高貴

やるぞ。

5分後

高貴

よしっ。終わり！

姫茄

ありがとー！

秀太

なんでいきなりお前が...。

高貴

邪魔して悪かったな。

高貴

じゃ。

姫茄

あっ、高貴。

秀太

いいよ。あんなやつ。

姫茄

はい...っ。

次の日

涼花

姫茄！

姫茄

おはよー。

涼花

昨日メールしたのに見てないの？

姫茄

あー、ごめんね！

姫茄

(本当は秀太先輩と寝落ち電話しただけだけどね...。)

秀太

姫茄ちゃん。おっはよ🙂

姫茄

うわあ！！！びっくりした...😂

秀太

ごめんごめんw

涼花

(お似合いだわ...w)

涼花

ごめーん。今日ちょっと早く行かなきゃ行けないの思い出した！先いくねー。

姫茄

え。

秀太

そう。さようなら😊

涼花

ニヤッ

姫茄

っ！///

教室

姫茄

ちょっと涼花！！！

涼花

...

姫茄

もーう！聞いてる？

チラッ

姫茄

えつ...。

涼花

見ない方がいいよ。

涼花は、泣きながらそう伝えた。

姫茄

何を？

涼花

校庭。

姫茄

ふーん。

気になってしまった。

姫茄

屋上からみようかなー。

姫茄

えっ。何これ...。

そこには血だらけで倒れている秀太の姿。

高貴

姫茄。

姫茄

高貴

姫茄

秀太先輩が...。

高貴

あいつ、通り魔に刺されたらしい。

姫茄

嘘でしょ...。ねえ！嘘って言ってよ！

高貴

...ごめん。これは現実だ

高貴

姫茄

高貴

泣くなよ...。

姫茄

ううぅ...好きな人が死んで笑って過ごせるか！

姫茄

高貴のばか！

高貴

ちょっと！姫茄。

姫茄

なんで？私と門までまで一緒にきたのに！

高貴

その後に、自販機で買いに行こうとしたら通り魔に...。

姫茄

その続きは言わなくていいよ。

高貴

おう。...

初めて高貴に暴言を吐いた気がする。

警察

森川姫茄さんって誰か分かる？

姫茄

あ、私です...。

警察

そうかい。実はね、秀太君のポケットから姫茄ちゃん宛の手紙があってさ。

姫茄

え？読ませてください！

警察

どうぞ。

姫茄ちゃんへ。いつも仲良くしてくれてありがとう(*´罒`*)毎日姫茄ちゃんのおかげで楽しいよ。今日は伝えたいことがあるんだ。出会った時から一目惚れした。好きです！付き合ってください！お返しくれたら嬉しいな。でも、すぐにとは言わないよ！秀太より。

姫茄

秀太、先輩...！

秀太

ピクっ...

予備警察官

先輩！秀太くんの手がうごきました！

警察

なに？早く救急車にのせろ！

姫茄

先輩...。神様どうか、先輩を助けてください。お願いします…>_<…

警察

あ、手紙返してもらってもいいかな。

姫茄

はい。すみませんでした...。どうぞ！

涼花

姫茄！大丈夫...？

姫茄

先輩は、きっと助かるよ！

涼花

うん。絶対助かるよ！

次の日

姫茄

ううぅ。眠ー。

プルルルル

姫茄

電話？

お母さん

姫茄ー。なんか秀太君から電話よ。

姫茄

え！

姫茄

もしもし！

警察

あ、すみません。警察のものですが秀太君、無事に生きています！

姫茄

ほんとですか！やったあ...！

警察

もう起きているのでお見舞い行ってあげたりしてくださいね。病院は、〇駅前△病院306号室です｡

姫茄

分かりました！

がちゃ。

姫茄

よし！今から行こう。

姫茄

この格好でいいかな！

姫茄

(今行くからね...待っててください！秀太先輩！)

病院

姫茄

秀太先輩！

秀太

あ、姫茄ひゃん。

姫茄

ひゃん？

秀太

すこし、ひゃべりずらいんだ。(喋りずらい)

姫茄

無理しないでくださいね｡

秀太

あいがおう。(ありがとう)

高貴

よっ。

姫茄

高貴？

高貴

リンゴ差し入れに来たぞｰ!!!

秀太

あいがおう！！！

3ヶ月後

姫茄

秀太ー！かーえろ！

秀太

おう！姫茄、今日は付き合って3ヶ月記念だぞ！

姫茄

もうそんなに経つかー。

秀太

今日は、ゲーセンでも行くか！

姫茄

うん！

高貴

(じゃあな。俺の幼なじみ。せっかく好きなことくっついたんだ。楽しめよ)

高貴

じゃあな。

姫茄

高貴よんだー？

高貴

なんでもねえよ。

姫茄

いこ！

秀太

うん。

高貴

大好きだったぜ。

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