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コメント
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これから翔くんがどうなっちゃうのか心配です!
現実のニノがこんなんだったらきっと嵐好きじゃなかった、、、あくまで主さんの想像でいいんですよね💦
翔side
翔
朝、いつも通り自分の席で仕事をしてると、会社でも仲のいい友達でもある“大野智”俺は“智”って呼んでんだけど、その智が“真菜が今日休み”って知らせてくれた。
智
翔
智
智はいつもと変わらないふにゃんっとした可愛らしい笑顔でそう答えた。
智
翔
智
それから智は自分のデスクへと戻っていき、俺は再びやりかけだった仕事に手を付ける。
翔
真菜の奴が休みなんて、珍しい
思い返せば、昨日の帰りも様子が明らかに変だったし
翔
それから何をするわけでもなく、和も会社を休んだみたいで2人でのんびり過ごしていた。
仕事、溜まってたのにな…
翔と一緒にやってたのもあったのに明日、翔に謝るか
なんて考えてたら和が私の前にすとん、、と腰を下ろして
和也
真菜
和也
なんて和が言ったのと同時に玄関のチャイムの音が部屋中に響く。
和也
軽く舌打ちをしてだるそうにその場から立ち上がり、ペタペタと足音を立てながら玄関まで歩いていく和。
真菜
和が居なくなったあと別に何もすることもなくただ、その場にじっとしているだけ。
それから数分後、玄関の方から言い争ってるような、そんな声が聞こえた。
翔side
…ってぇ
殴られた右頬がジンジン、と痛む。
何なんだよコイツ
和也
翔
翔
そう言えば、ふっと人を小馬鹿にしたような笑いを浮かべながら
和也
翔
和也
翔
和也
そう言って俺の肩をバンッと力強く叩く。
翔
和也
翔
和也
そう、こいつは言ったあと、ギロリ、と俺の方を睨みつけ、俺の方目がけて殴りかかろうとした。
その時
真菜
そう言いながら俺らの間に真菜が入ってきた。
和也
翔
急に出てきた私に驚いた表情を浮かべる翔と和。
ってか…
私、思わず出て来ちゃったけど後のこと考えてなかったわ
和也
和はそう言いながら私の腕をグイッて掴んで強引に部屋に戻そうとする。
その瞬間、背後にいた翔が私の横に立っていて。
翔
和也
翔
和也
真菜
翔
和也
翔
和也
和は私を引っ張ってた腕を離し 両手で強引に翔をドアの外へ無理矢理追い出した。
真菜
和也
真菜
和也
真菜
その瞬間、ドンッて床に押し倒され
和也
真菜
和也
そう、和が言った瞬間パシンッ、と乾いた音が家の中で響いた。
そして、私の身体ににはまた新しい“痣”が1つ増えた。
翔side
翔
真菜の様子が昨日変で、今日休んだからお見舞いに行ってちょっと聞こうと思ったのに
…なのになんなんだ?
それに聞いてた真菜の“彼氏”
…、確か“和”とか呼んでたな
真菜の彼氏、尋常じゃなく、変だよ普通。ってか俺の“思う分”だけど彼女、なら“大切”にしたいって思うのが普通じゃないのか?
…それなのにあの態度、俺だったらマジで考えられねえ
それともう1つ、俺が“1番”目に止まったのは真菜の手足にある無数の“痣”
…でも、思えばさ?数年前の真菜って最初は“普通”だったよな
俺にクドいくらい彼氏の話してさ、本当に大好きなんだなーってその時の俺は思ってたんだけどさ。でもそれは、ある日を境に急に無くなって
会社でも前なら“彼氏”の話ばっかだったのがそれ以降一切しなくなったし
それと比例するかのように、その日から真菜の手や足に痣のようなものをつけて出勤してくることが多くなったよな
俺は気になって1度、痣については聞いたことがあった。でも、その時は確か“ちょっと、昨日擦りむいちゃって!”なんて、真菜は笑いながら言ってたから俺はその時はそれ以上のことは聞かなかったけど今思えば変だよ
あんな痣が擦りむいてできるなんて絶対不自然だし、おかしいに決まってる
翔
その時不意に頭に思い浮かんだ言葉
“D V”
俺は進めた足を止め、真菜とあの彼氏のいる家へ再び向かった。