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#悪魔
愛瑠
114
#一次創作
#戦闘シーンあり
鼻ホジ適当マン
104
ようやく屋上までやって来た。
静まり返ったこの空間に絶え間なく冷たい風が吹いている。後ろには山、前には街が広がるこの地に大きな変革が今日起ころうとしている。
ディアマント
ネモ
ネモは白い息を吐き、斧に魔力を付与する。
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ネモはディアマントへ向かっていく。
颯
ヴァイス
ヴァイス
颯
ネモ
俺の持つ全ての力でディアマントの攻撃をいなしながら極わずかの隙を見つけ、叩く。
ディアマント
ネモ
ディアマントは刃渡りの長いナイフを使い、俊敏に立ち回る。
俺の斧は一振一振が強いものの、重く、速い相手には向いていない。
俺は氷魔法で牽制し、距離を取る。
ディアマント
氷魔法を撃っている間に背後を取られ、隙を突かれる。
ネモ
俺はすぐに氷で剣を作り、その場の攻撃を何とか受け止めた。
だが、氷の剣は脆く、すぐに割れてしまう。
ディアマント
ディアマント
ネモ
ネモ
空気中の魔力を使い、ディアマントの周囲に氷柱を生成する。
ネモ
ドスッ、ドスッと次々に突き出る氷柱を彼女は瞬間移動するように避けていき、気づいた時にはもう目の前まで接近されていた。
ディアマント
そのナイフが振りかざされる。
ネモ
すぐに後ろへ下がったが、腹に浅い一撃を食らってしまった。
ネモ
ヴァイス
俺は少しずつ後退し、ヴァイスの元までやってきた。
ネモ
ヴァイス
ヴァイスは軽く俺の治療を済ませた後、前へ出た。
ディアマント
ヴァイス
ディアマント
ディアマント
ディアマント
ヴァイス
ヴァイス
ディアマント
ネモ
ヴァイス
颯
ディアマント
ディアマント
ディアマント
ディアマントは血の着いたナイフを払い、ヴァイスの方へ向ける。
ヴァイス
ヴァイスもまた、ショットガンを向けた。
シュウ
シュウ
グラナート
深紅の炎が私たちを襲う。さっきまで寒かったというのに、その炎は一瞬でこの周辺の温度を上げた。
ヴァウルス
グラナート
グラナートは炎を収縮して丸い火の玉にする。
シュウ
放たれた炎は爆発し、炎を撒き散らす。
冷酷に的確に攻撃が飛んでくる。それを避けるだけでも難しい。
その爆風の中をヴァウルスは駆け抜け、グラナートへ接近する。
ヴァウルス
ヴァウルス
グラナート
グラナートは剣の攻撃を炎で相殺した。
シュウ
シュウ
ヴァウルス
グラナート
グラナート
グラナートは剣を抜き、正々堂々と勝負する気になったようだ。
グラナート
ヴァウルス
奥ではヴァイスがディアマントと接戦を繰り広げている。
ヴァイスのショットガンはディアマントのナイフと相性が良く、丁度いい距離から一方的に攻撃を仕掛けることができる。
ディアマント
ディアマント
ヴァイス
ヴァイスは弾を使い切ると、次は2丁召喚し反動をものともせずディアマントへ弾丸を撃ち込む。
ショットガンの弾は良くも悪くも散弾が激しく、ディアマントはそのナイフで上手く弾くことが出来ない。
ディアマント
肩や腹に銃弾を喰らったディアマントは立ちくらみ、体制を崩す。
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイスはスムーズにそのショットガンをくるりと回し、最大火力の魔力弾をお見舞いする。
だが、一瞬にしてそこにグラナートがやってくる。
グラナート
代わりに攻撃を受けたグラナートは血を吐き、倒れ込む。
ヴァイス
その後ろにいたはずのディアマントはいなくなっていた。
ヴァイス
気づいた時にはもう遅かった。
グサッと後ろから心臓の辺りを刺され、胸を貫通して血まみれのナイフが見えた。
ヴァイス
ドラゴンの弱点は心臓。そこを刺されると生存率は限りなく低くなる。
ネモ
俺は怪我を無視してヴァイスの元まで駆け寄る。
ディアマント
ディアマント
ネモ
胸からの出血が止まらず、床には血が溜まり続けている。
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ネモ
ネモ
ネモ
ネモ
ルビーン
ルビーン
ルビーン
ネモ
ネモ
ルビーン
ルビーン
ルビーン
颯
俺は刀を抜き、ディアマントに立ち向かう。
だが貧弱そうなそのナイフで太刀を受け止められた。
ディアマント
ディアマント
颯
あの気配が後ろから迫る。
ルビーン
ルビーン
ルビーン
ルビーン
ルビーン
シュウ
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
ディアマント
ディアマント
ルビーン
ルビーンは邪悪な笑顔を浮かべ、その斧を上に振りかざした。
だが、振り上げた斧は震えたまま降りてこない。
ルビーン
瀕死のヴァイスが強く、ルビーンの脚を掴んでいる。
ヴァイス
ヴァイスは最後の力を振り絞り、ネモの魂に触れていた。
ネモ
ルビーン
ルビーン
ルビーン
ルビーンは斧を持ち、接近してくる。
ネモ
ネモ
ネモ
俺もまた、斧を手に取る。
ルビーン
颯
颯
俺はディアマントが動揺した隙を突き、攻撃を仕掛ける。
ディアマント
颯
ディアマント
ディアマントはナイフに着いた血を払いながら、接近戦を仕掛けてきた。
グラナート
グラナートもまた、心臓を貫かれる重症を追っていた。
シュウ
ヴァウルス
私は瀕死のグラナートへ近づく。
シュウ
苦しそうに這いずっていたグラナートは名前を呼ばれてもそのまま這いずり続ける。
シュウ
シュウ
シュウ
シュウ
シュウ
紫色の炎がグラナートを焼き尽くす。
グラナート
やがて…グラナートの尻尾の火も消え、跡形もなく塵となった。
シュウ
一気に魔力を消費したからか、一気に疲れが来て、床へ座り込む。
私は簪を取って胸に添えた。
シュウ
ヴァウルス
蹲る私の背中を彼は優しい手でさする。
ヴァウルス
ヴァウルス
シュウ
シュウ
ヴァウルス
シュウ
ヴァウルス
颯
何とか互角に戦えているものの、その圧倒的な力と技術には勝てない。
ディアマント
ディアマント
ディアマント
颯
颯
颯
颯
ディアマント
ディアマント
ディアマントは予測できない動きで近づいてくる。
颯
気づいた時にはそこにディアマントはいなかった。
後ろを警戒し、振り向いてガードするもそこにもディアマントはいなかった。
ディアマント
その声を聞いた時にはもう手遅れだった。
今までの思い出が蘇る。
転移魔法であの街に来て、色んな仲間と出会って。
戦って…
その日常の中にはいつも天使ちゃんが居た。
元気で優しくて、笑った顔が1番可愛いあの天使は…もうこの世界には存在しない。
それを実感する度に俺の心は壊れかける。
今も…そうだ。
ここでもう終わりでもいい。
颯
終わりを悟った時、どこからか声が聞こえてきた。
???
颯
ディアマントの攻撃は光によって弾かれた。
その声がした方向を向くと…そこには一筋の光と共に、長い髪の天使が降臨していた。
颯
芽衣
芽衣
辺り一帯が光に包まれると、俺の傷がみるみるうちに治っていく。
ヴァイス
瀕死だったはずのヴァイスも傷が浅くなっていた。
芽衣
全く状況が理解できていないが…
颯
俺は刀を構えた。
2つの刃と心がぶつかり合う。
ルビーン
ネモ
ネモ
ルビーン
ルビーン
ネモ
ネモ
ルビーン
ルビーンは燃え盛るその炎を斧に付与し、俺を消しさろうとしてくる。
ネモ
俺もまた、斧に氷を付与しその刃が押し合う。
オレは胸を抑えながら、苦しむネモの元へと歩いていく。
ヴァイス
ルビーン
ヴァイス
ルビーンの意思はネモにより押さえつけられているようで、こちらに攻撃しようとしてきてもギリギリの所で止まる。
ルビーン
ルビーン
オレはルビーンの魂に触れた。
ヴァイス
この技は端的に言うと、魂の改ざんだ。
この魔法が誰にでも使えるものなら、きっと禁忌となっている程のものだ。
その名の通り、相手の魂を好き放題弄ることができる。人格を変えることはもちろん、魂ごと消すことだって可能だ。
魂を消せば二度と生き返ることはできない。通常なら元いた体が抜け殻になるが、ネモの場合は違う。
一方の魂が消えることで、ネモはやっと…
ルビーン
ルビーンが消えていく。
ネモ
ルビーン
ルビーン
ネモ
俺は斧でルビーンを切り裂いた。
ルビーン
ルビーンは塵となって消えていった。
ネモ
徐々に意識が戻っていく。現実へと。
ネモ
ヴァイス
ヴァイス
ヴァイスは涙声になりながらも、苦しい程強く俺を抱きしめる。
ネモ
ヴァイス
ネモ
やっとヴァイスは離してくれた。
ネモ
ネモ
今度は俺からヴァイスを抱きしめた。
ヴァイス
ファス
ネモ
ディアマント
颯
芽衣
ファス
ディアマント
ディアマントは合図を出すと、周りから複数のドラゴンが這い出てきた。
ネモ
ヴァウルス
ディアマント
ディアマント
コメント
1件
うわっ…第42話、一気に怒涛すぎて息するの忘れたよ…🥀 ヴァイスがネモのこと好きだってあの場で言っちゃうシーン、不意打ちすぎて胸がギュッてなった…あれ、本心なんだね。でもすぐにディアマントにやられて、もうダメかと思ったら、最後の力でルビーンの魂に触れて…そこからの展開、やっぱりヴァイスはネモの希望そのものなんだなって思った。 芽衣ちゃんが本物の天使になって颯くんの前に現れたのも、タイミング完璧すぎて鳥肌立った。光の描写がすごく綺麗で、救われた気持ちになったよ…。次、どうなるんだろう、最後の戦いすごく気になる😢💔