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瀧
俺が唯夏にあることを話そうとしたその時だった
唯夏が突然お腹を抱えて苦しそうにし出し、血を吐き出した
瀧
瀧
瀧
塁斗
唯夏
唯夏は苦しそうにしながらも目を閉じてしまう直前まで俺の手をぎゅっと強く握った
瀧
瀧
塁斗
瀧
しばらくして看護師さんが来てくれた
唯夏は担架に乗せられて病室を去っていった
瀧
塁斗
塁斗
瀧
だけど
唯夏の病気は驚くほど急激に悪化してしまっていて
何事もなくなんてなかった…
それから数日後
意識が回復した唯夏に会いにいった
瀧
唯夏
唯夏
次の瞬間、唯夏の口から予想外の言葉が出てきた
唯夏
瀧
塁斗
唯夏
唯夏
唯夏
唯夏
瀧
俺は信じることが出来なかった
唯夏が記憶をなくしてしまったなんてことを、信じられるわけがなかった
でも後でお医者さんに話を聞くと、病気の悪化がひどく、記憶が小学6年生までのことで止まってしまったと知った
俺は
苦しくて、生きた心地がしなかった
塁斗
瀧
塁斗
瀧
瀧
瀧
塁斗
塁斗
瀧
瀧
塁斗
塁斗
塁斗
瀧
塁斗
塁斗
瀧
俺は唯夏との水族館デートのことを思い出した
『瀧は私が思い出せるようにお手伝いしてよ』
『それと…』
『思い出せない時も、そばにいてほしい』
瀧
瀧
塁斗
塁斗
塁斗
塁斗
瀧
瀧
瀧
瀧
瀧
瀧
瀧
それが俺の
使命なんだ
唯夏、俺に、抗う勇気をください…。