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葵海→当時1歳

お母さん

葵海ちゃん、亮くん!

お母さん

起きて~!

お母さん

朝だよ٩(*´︶`*)۶

お父さん

んんっ、

葵海

ん、

葵海

おはよぉまま、ぱぱ☺️

お父さん

おはよう!

お母さん

んーっ!葵海ちゃん可愛すぎる💓💓

お母さん

どんだけ、可愛いの💓

お父さん

もぉ、僕は可愛くもかっこよくないのぉ…?

お母さん

亮くん、拗ねないのっ、笑

お母さん

亮くんは、優しいしカッコイイよ☺️

お父さん

凛~♡

葵海

チュッ

葵海

だいしゅき︎💕︎

お母さん

(●≧∀)キャッ可愛い💓

お父さん

うんうん♡

お母さん

じゃあ、お着替えしようね💓

葵海

うーん(^^*)

こんな感じで当時は本当に親バカだったらしい…

2歳

お母さん

じゃあ、今日は~

お母さん

なんのお洋服がいい??

葵海

可愛いのがいいなぁ

葵海

えーっとぉ、これ!

葵海

可愛い💕

お母さん

分かった٩(*´︶`*)۶

お母さん

じゃあ、今日はツインテールしよっか!

葵海

ツインテール?

お母さん

うん!二つ結び💓

葵海

分かった😆

こんな感じで僕は、男の子なのに毎日のように女の子の服を着させられていた

僕自身も、男の子だとわかっていなくてずっと女の子だと思っていた

でも……

4歳の終わり

ー深夜ー

お父さん

おい、また葵海に女物の服を着せたのか?

お父さん

あれほど、もうやめろって言ったのに…

お母さん

だって、、

お母さん

私は葵海が、男じゃなくて女の子に生まれて欲しかったの!

お父さん

いくらなんでもそれは、酷すぎる!

お父さん

葵海が可哀想だ!

お母さん

葵海は嫌がってないのよ!?

お父さん

そんなの関係ないよ!将来のことも考てみろ!

お父さん

絶対に嫌がる、今のうちに…

お母さん

もぉ、!!

お母さん

なんでっ!別に私の勝手じゃない!

お母さん

そんなこと言うなら、もう話しかけないで!

お父さん

分かったよ!

お父さん

もう、お前とは仲良くしない

葵海

(えっ…?)

葵海

(どういうい、み…?)

あの時、僕はその話を聞いていた。

まだ、幼かった僕はあまり意味が分からなかった。

でも、お母さんとお父さんが僕のせいで喧嘩をしているのはすぐに分かった

その日から、二人はあまり話さなくなった

そして、その日僕は男の子だと知った

僕の前では少し話すけど、2人だけの時は全然話さなかった

お母さんも僕に厳しくなった

いつも、怖い口調で話すし、僕に対して悪い言葉を言ったりした

でも、『女物の服を着せる』という事は幼稚園生の年長まで続いた

お父さんは、夜遅くまで帰ってこない事が多くなった

心配だったけど、やっぱり何故か怖くて何も言えなかった

でも、日曜日はたまに仕事が無く、僕と家にいる時間が多かった

お父さんは相変わらず優しかった

でも、何か距離を置いて僕と話している気がした

こうして、二人の関係は一方に悪くなるばかりだった

そして、僕自身もあまり話さなくなった

何故、こんなにお母さんは僕の事が嫌いになったのか

男の子が嫌いなのか

そんなこと分からなかった

でも、それは小学2年生で知ることになる

そして、その頃からだろうか

僕の身体が体調が悪くなることが増えた

色々と怖かったんだろう

その病弱な身体は、今もずっと続いている

お父さんとお母さんが仲良くできるようにってずっと考えてた

でも、やっぱり無理だった

2人共、大好きだった、のに……

葵海

お母さん……

葵海

お父さん……

今回はこんな感じで終わりにしたいと思いまーす😄

最後まで見てくれてありがとうございます!

《5》は、『喧嘩』という題名でしたが、この後2人はどうなってしまうのでしょうか🥺

ハッピーエンドか

バッドエンドか

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