俺の名前は小峠華太
小峠
優弥
兄ちゃんと2人で、迷子になった姉ちゃんを探す天羽組の武闘派極道だ
時は数分前…
プルルルルル、プルルルルル
小峠
俺が事務作業をしていると、スマホが鳴った
名前を見ると
小峠
相手は姉ちゃんだった
優弥
俺の声が聞こえたのか、兄ちゃんがそう聞いてきた
小峠
優弥
姉ちゃんは現在、守代の回収に行っている
優弥
小峠
流石にないだろうと思いたかったが…
姉ちゃんは絶対わかるだろと思う道でも迷うほどの方向音痴だ
迷子になっている可能性もゼロではない
優弥
小峠
俺は兄ちゃんに促され、電話に出る
小峠
友希
小峠
この後言われる言葉が、頭に浮かんでしまった
友希
小峠
友希
友希
小峠
予想通り、姉ちゃんは迷子だった
小峠
友希
小峠
友希
小峠
俺は無言のまま電話を切った
優弥
小峠
優弥
兄ちゃんはそう言って頭を抱えていた
恐らく、天羽組に来る前も姉ちゃんの方向音痴に悩まされたんだろう
優弥
優弥
小峠
そして現在に至る…
未だ姉ちゃんは見つかっていない
理由は明白だ
優弥
小峠
姉ちゃんが移動し続けているせいで見つけられないのだ
姉ちゃんは「動くな」と言われても目につくものがあるとすぐに行きたがる
だからこそ、俺と兄ちゃんの姉ちゃん探しは難航している
小峠
優弥
ようやく姉ちゃんを見つけた…が
小峠
優弥
小峠
優弥
優弥
優弥
何故か姉ちゃんは貴凛町にいた
守代で迷子になるにしても、なんで空龍街から出ているのか気になるが
優弥
小峠
こうして俺たちは、空龍街から貴凛町まで移動する羽目になった
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