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市内 某医院
すぐさま到着した救急車には一宮が同乗し、他の人間は車で病院に駆けつける手筈になっていた。
十二単と十日市が車で来ていたらしいが、あれだけの人数が乗り切るかは不安である。
それに、感染症などに敏感となってしまった世の中だ。
あれだけの人数が医院内に入れるとは思えなかった。
この辺りは緊急搬送を処置する場所であり、つまりはそのような人間と、その関係者しか出入りできないのであろう。
辺りはやけに静まり返っていた。
ベンチに座り、ただただ七星の治療を待つばかりの一宮。
ふと、廊下の向こう側から、いくつかの足音が聞こえてくる。
二ツ木
一宮
一宮は【手術中】と点灯しているランプを見上げる。
十二単
四ツ谷
十二単
誰かと会話をしていたほうが、まだ気が紛れる。
ふと、一宮がそんなことを考えた時、新たにもうひとつの足音が近づいてきた。
菱谷
一宮のことは覚えていたのであろう。
菱谷は一宮の姿を確認すると、足早に駆け寄ってきた。
一宮
二ツ木
一宮
菱谷
菱谷はそう言うと、警察手帳を一同に見えるように出した。
二ツ木
四ツ谷
一宮
菱谷
菱谷
菱谷
二ツ木
四ツ谷
四ツ谷本人は二ツ木にしか聞こえない音量で言ったつもりなのであろうが、内緒話をするにはいささか廊下が静かすぎた。
しっかりと菱谷の耳にも入っていたようだ。
菱谷
菱谷
菱谷
一宮
一宮
それは一宮の想い。
そうなって欲しい未来を約束してしまうことで、最悪の結末を避けようとしたのである。
菱谷
菱谷
一宮
一宮
菱谷
菱谷
菱谷は事情を知らないものの、あたりに漂う張り詰めた空気で察したのであろう。
菱谷
片手をあげて振ると、そのまま廊下の奥へと姿を消した。
四ツ谷
十二単
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
二ツ木
四ツ谷
二ツ木
四ツ谷
二ツ木
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
一宮
二ツ木
二ツ木
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
一宮
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
二ツ木
二ツ木
一宮
四ツ谷
四ツ谷
四ツ谷
十二単
四ツ谷
四ツ谷