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1日で全部忘れちゃうんだって
千冬
え、？
〇〇
なんか、結構やばいらしい笑
〇〇
今日お医者さんに言われたんだ
千冬
､､､
千冬
そうなんですね
千冬
､､､じゃあ
千冬
俺と思い出を沢山塗り変えて行きましょう？
〇〇
千冬君、
〇〇
ありがとう！
それから、千冬は〇〇に毎日会いに行った
まず、自己紹介をして
名前をほめられて
たわいのない会話をして
とても楽しかった
でも、やっぱり
覚えているのは俺だけで
どこか、寂しかった
ある日
いつものように病室に行くと
涙で顔がぐちゃぐちゃな〇〇がいた
千冬
え、どうしたんすか？！
机の上には、紙が散乱していた
千冬君
恋人
って
千冬
(なんだ、これ､､､)
〇〇
なんか、ｸﾞｽｯ
千冬
うん
〇〇
思い出せなくて､､､！
〇〇
この紙に書いてある
〇〇
「千冬」君って人が、！ｸﾞｽｯ
千冬
(あぁ、)
〇〇
忘れたくないのに！
〇〇
(机の紙をグシャッてする
〇〇
大事な人って分かるのに！
〇〇
(´；ω；`)
〇〇
なんで忘れちゃうの、！！？？
〇〇
でも、多分
〇〇
この人は大事な人だって、！
〇〇
ｸﾞｽｯ
〇〇
でも、分からなくて
〇〇
思い出せなくて､､､！！
〇〇
もう、辛いの
千冬
ｷﾞｭ
千冬
俺は、「松野千冬」って言います
〇〇
え、？
千冬
〇〇先輩の恋人です
〇〇
､､､千冬君？
千冬
はい
〇〇
˚‧·(´ฅωฅ｀)‧º·
〇〇
もしかして、毎日会いに来てくれてる､､､？
千冬
っえ？
千冬
分かるんすか？
〇〇
ううん
〇〇
でも、なんか
〇〇
会った事ある気がして
〇〇
私、何も忘れたくないｸﾞｽｯ
〇〇
みんなとの思い出覚えてたい、！
〇〇
千冬君の事もちゃんと、全部
〇〇
全部
〇〇
覚えていたいのに､､､！ｸﾞｽｯ
千冬
〇〇先輩！
〇〇
え？ｸﾞｽｯ
千冬
俺！〇〇先輩が何度俺の事忘れても、
千冬
会いに来ます！！
千冬
自己紹介します！！
千冬
好きでいます！！
千冬
〇〇先輩の恋人でいます！！
千冬
だから、
千冬
だから、
千冬
そんなに1人で苦しまないで下さい( ᵒ̴̶̷̥́‧̮ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
〇〇
千冬君､､､！
千冬
〇〇
千冬
愛してるよ
〇〇
私も、
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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