少年
少年
ポツ…ポツ…ポツ
いきなり降りだして来た雨は勢いを増しどしゃ降りになった。
少年
少年
少年
少年
慌ててバス停に駆け込む
少年
強くなっていく通り雨に苛々を募らせる。
少年
ふと、視線を感じ辺りを見回す
少年
顔を滴る雨が鬱陶しく感じる
少年
俺はあることに気づいた。
バス停には俺しかいないのに水溜まりに映る顔は2つ 俺と見知らぬ女
決死の覚悟で振り向いたがそこには女は居なかった……
もう一度水溜まりを覗いてみたが、そこにも女は居なかった。
少年
目の前にバスが止まった
少年
その瞬間、また視線を感じた。
もしかしてと後ろを見るがそこには誰も居ない。
少年
そう言いながら前を見た。
そこには、ナイフを片手に持った女がたたずんでいた。
少年
女が俺に迫ってくる……叫び声をあげたがその声は、大雨の音にかき消された。
その後、通り雨が止んでも辺りに、少年の声が響く事は無かった……
コメント
5件
嬉しいです(*´∀`)
作品を評価していただいたり、フォローしていただきありがとうございます。 応援していただきありがとうございます(*^▽^*)
#通り雨というお題で、こんな怖い話書けて凄すぎます!しかも短編なのに怖すぎ…!😱上手く書けるコツを教えてもらいたいぐらいです笑😂応援してます✨